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#鬼滅の刃
胡桃☕️
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❄️白鳩🕊️
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#東京リベンジャーズ
Risu𓂃*
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春 の朝は 、まだ少し冷たい 。
山に囲まれた 小さな家 の縁側に 、淡い陽が 差し込んでいた
蓮
千花
布団の中から 、千花の微かな声が聞こえてくる 。
蓮
千花
蓮
襖の向こうから聞こえる声に 、千花は布団を頭まで 被った 。
千花
蓮
千花
布団 から出て 、扉を開ける
蓮
千花
眠そうな目で兄を見上 げる
花宮 蓮 。 千花より3つ歳上の兄だ
蓮
千花
蓮
千花
千花
顔を洗い 、 居間へ入る
父が暖炉の前に座り 、 母が朝食を準備していた
母
千花
母
蓮
蓮
母
母
父
そして 、4人で食卓を囲み ご飯を食べる
何気ない会話 、何気ない時間 。
それが 、千花 や家族たちにとって何より大切で 幸せな時間だった
朝食を終えると 、千花は家の外へ 出た
春の山には、色とりどりの花が咲いている 。
蓮
後ろから、蓮が声を かける
千花
蓮
千花
蓮
蓮は呆れたように笑いながらも 、千花の後を 着いていく
千花
蓮
千花
蓮
何やかんや話しながら 、2人は山道へ歩いていく
千花は 、道端に咲く花を見つける度、足を止めていた
蓮と笑い合いながら 、 午前は色んな花を見た
気が付いたら、もう夕方だ 。
家へ帰る途中 、蓮は道端に咲いていた花を1輪掴んだ 。
蓮
千花
蓮
千花の手のひらに 、花を乗せる
千花
蓮
千花
千花は、花を胸元に抱えた
千花
蓮
千花
そういいながら 、2人は小指を絡めた
その夜 。家の中は静かだった
千花は、布団でいつも通り眠っていた
隣の部屋からは、微かに家族の話し声が聞こえてくる。
千花
千花は、そう呟いた
そして、目を閉じる 。
─── その直後だった
外から 、 何かが聞こえた
ガサ ッ … ゴソ ……
風だろうか ? そう思って 、目を閉じようとした
… だが
ドン ッッ !!!
家全体が 、激しく揺れた
千花
千花は、びっくりして飛び起きた。
千花
返事がない。廊下からは物音がした
何かが倒れる音 。 ───そして
蓮
蓮 の声 。今まで聞いたことが無い声だった
千花
襖が、勢いよく開くと、蓮が立っていた
いつもの優しそうに笑う顔じゃない。顔色が変わっている。
蓮
千花
蓮
蓮が、千花の腕を掴む
千花
蓮
手を 緩める 。けれど、その目はずっと何かを警戒していた
千花
千花
蓮
蓮は、答えなかった
その沈黙だけで、千花は何かが変だと気付きはじめていた。
─── 廊下の奥 。
暗闇の中から、何かがこちらを見ている
千花
千花が呟くと、蓮が千花の目の前に立つ
蓮
千花
声が震えていた
蓮
次の瞬間 。 暗闇から、それが姿を表す
人の形をしている 。 でも中身は、人間では無い
千花は、息を呑んだ
千花
蓮が小さく呟く 。
ここでは 、山が出ると最初から母と父に教えられていた 。
でもまさか、本当に来るとは
蓮
千花
蓮
千花
千花
蓮
千花
蓮
蓮 は笑った。いつもの穏やかな笑みだった
蓮
蓮
千花
蓮
蓮が、千花の背中を押した
蓮
千花
蓮
千花は走った 。 走ってる途中、怖くて何が何だかわからなくて 涙が出ていた
何度も振り返りそうになったが、堪えた
… 兄を信じて 。
明日の約束を信じて 。
─── そして
人が居る場所に着いた時には、もう朝だった
千花
返事はない
結局 、蓮は千花の元に来なかった
母と父の姿も、見つからなかった
家にもどることは、出来なかった 。
… 千花の手元には、蓮から貰った1輪の花がある
その花だけは、妙に輝いて綺麗だった。
千花は、その花を見つめた
千花
涙が、花びらに落ちる
千花
どれほど、あぁして歩いていただろうか。
周りに咲いている花が綺麗で、いつもの千花ならそれを見て すぐに喜んでいた 。
だが 、今はちっとも喜ぶ気にはなれない
千花
その時 、ガサッと茂みから音が鳴るかと思えば 。
1人の女性が 、千花の前に現れた
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
と、千花に近づく。
だが、千花にとっては知らない人で、知らない大人だ
そりゃ怖い。
千花
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
千花
何も言えない。知らない人に個人情報なんか、簡単に 言えるわけ無いのだから 。
甘露寺 蜜璃
彼女も、少し遅れて千花の様子に気が付いたようで
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
と、慌てて言う
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
千花
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
と、華やかな笑顔で語りかけてくる
千花
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
千花
甘露寺 蜜璃
千花
と俯きながら話す
甘露寺 蜜璃
千花から見ると難しくて分からないが、甘露寺が悲しそうにする 表情を見て、大体察してくれてるのだとわかった 。
甘露寺 蜜璃
何か名案を思いついたかのように、ぱっと顔を輝かせる 。
千花
甘露寺 蜜璃
千花
当然、鬼殺隊なんて存在知らない。
政府非公認組織なのだから、情報が必ず全部 伝わってくるわけではない 。
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
えへんと胸を張る甘露寺 。
千花
まだよく分からないが、いい人なのかも … しれない 、
少しだけ 、信じてみるのも…ありなのかも。
… そして何より
… あの夜見た鬼 …… あれを倒せるなら … 良いのかな …… なっても 、。
… お兄ちゃんが帰って来ないのは、きっとそういうことだから …
千花
千花
千花
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
と楽しそうに喋る甘露寺。
千花
甘露寺 蜜璃
甘露寺 蜜璃
千花
甘露寺 蜜璃
嬉しそうに飛び跳ねる甘露寺。
状況に追いつけていないが …
… 家族を倒した鬼の ” 復讐 ” の為 ……
これ以上 、被害が増えないように 。
私も … 強くなろう …… !!
コメント
3件
第2話、読み終わりました……。春の温かい家族の朝と、あの夜の静寂が反対すぎて、胸がぎゅっとなりました。特に蓮くんが笑顔で「明日も、花を見に行くって」って言いながら背中を押すところ、涙が出そうでした。1輪の花を大事に抱える千花ちゃんの気持ちを思うと……。甘露寺さんが明るく現れてくれたのは、一筋の光のように感じました。「強くなろう」という千花ちゃんの決意、すごく響きました。続きが気になります🌸