TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
こんな自分を

こんな自分を

「こんな自分を」のメインビジュアル

2

原因と姉

♥

33

2021年03月30日

シェアするシェアする
報告する

ぬし

ずっと待ってたグッズが届きました☆(どうでもいい)

ぬし

スタート

屋上から降りて建物近くの道

舞伊(まい)

そういえば荷物はどうする?ベッドとか机とかはこっちで用意するけど

てる

えっ悪いですって...

舞伊(まい)

いいのいいの!だっててるはもう"家族"なんだから!

てる

...!家族、ですか...

舞伊(まい)

うん!私の家も君のおうちになるんだよ!

てる

...ほんと何から何までありがとうございます(´;ω;`)

舞伊(まい)

わわっ?!泣かないでぇ〜

てる

フフッ...w元気でました

舞伊(まい)

よかったぁー

舞伊(まい)

で、荷物どうする?

てる

んー

てる

そんなに物多くないし、必要最低限の物があればいいんで家まで取り行ってきます

舞伊(まい)

一人で大丈夫?

てる

...多分

舞伊(まい)

なんか自信なさげな返答だなー...

てる

まぁ大丈夫ですよ!あの両親も僕が出てくって言えば何も言わないと思うので

舞伊(まい)

んーじゃあ私は家の前で待ってるね!

てる

お願いしま....す

と、コンビニの前を通ったとき

てる

ダッ!

舞伊(まい)

えっ....え?!

僕は舞伊さんの手を引いて走りだした

なるべく"あいつら"から離れられるように

てる

ハァハァハァ....疲れた....

舞伊(まい)

ちょっ....急にどうしたの...?

てる

コンビニの中に"あいつら"がいたんです...

舞伊(まい)

"あいつら"?

てる

同じクラスの同級生です

そう、僕は家だけでなく学校でも無能呼びされていた

学校にて

てる

......(本読んでる)

モブ子

コソコソw

モブ美

コソコソw

てる

......(うるっさ)

モブ子

タッタッタ(てるに近づく)

モブ子

バチンッ!!(てるの肩を思いっきり叩く)

てる

?!痛った.....

モブ美

ヤッホー"無能"ちゃん!

モブ子

クスクスw

クラスメイト

クスクスw

クラスメイト

クスクスw

てる

.......

てる

.....って事があって

舞伊(まい)

は?ちょっとそいつらぶっころs((((

てる

やめてください(即)

舞伊(まい)

えぇー...

てる

まぁそういう事があって反射的に逃げちゃうんです

舞伊(まい)

そっか.....

てる

あっでも走ったから家着きました

舞伊(まい)

あぁ....ここ?

てる

はい。なんでここで待っててください

舞伊(まい)

おけー

てる

テコテコ....

てる

ただいま....

リビングに来たけど誰もいない

てる

(姉ちゃんしかいない?)

てる

まぁいっか

そして部屋に向かう

てるの部屋

てる

ふぅ.....必要な物だけ持ってあとはそのままにしとけばいっか

ガサゴソガサゴソ(片付け中)

コンコン

舞莉(姉)

ちょっとー?うるさいんだけど....って何やってんの?

てる

見ての通り片付けだけど

舞莉(姉)

いや、それは分かるけどなんで?

てる

え?知り合いのとこに引っ越すから

舞莉(姉)

は?聞いてないんだけど

てる

言ってないし...

てる

でもいいでしょ姉ちゃんも僕みたいな"無能"が居なくなって

舞莉(姉)

そんなこと.....

てる

......

舞莉(姉)

.....なーんてねw出てくならさっさと出てってw

舞莉(姉)

じゃあねーw

バタン

てる

......(○ねよあのゴミ...)

てる

よし!できた

てる

一応メモ置いとくか

みなさんへ 無能な僕はこの家から出て行きます。 もうここに戻る気はないので、 家具も処分していただいて結構です。 今まで迷惑かけてごめんなさい。 これからは3人で仲良く暮らしてください。 無能のてるより

てる

これでいいでしょ...

やっと大嫌いな奴らから離れられる

てる

バイバイこの家

そう言い残し舞伊さんのところに向かった

この作品はいかがでしたか?

33

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;