たった一言で。

6時間後

それから二ヶ月後。

ブス子は転校していった。

そして汐音は、未だに目覚めていない。

ｶﾞﾀｯ

〜みんなへ〜 汐音より。

〜みんなへ〜 汐音より。

〜みんなへ〜

これを読んでるってことは、私は…うんそういうことだね。私がやったことはね。ずっと前から決めてたことなの。病気のこともあって、人生が嫌になっちゃって…。私のことは気にしないでね！みんな幸せになってくれれば私は嬉しい！

マイキーへ マイキーはいつもみんなをまとめてくれて、一緒にいてすごく楽しかったなぁ！あのことは信じてくれなかったけど、私はもう大丈夫。とっくに許してる！幸せになってね！

ドラケンへ いつもマイキーのお世話ありがと！ ドラケンは始めて会ったときからホントに優しかったよね！ドラケンも信じてくれなかったけど、今更落ち込まないで！ 大丈夫だから！ねっ！ 幸せに！

三ツ矢へ 三ツ矢はホントにいつも優しかったよね！すごく接しやすくて、話しやすかった！三ツ矢も信じてくれなかったけど私のことは気にせず、幸せになってね！

場地へ ペヤング大好きマン！w いつかまた、ペヤング箱買いを頼みますよ？w場地も信じてくれなかったね。けど許すよ！幸せになれよ！

千冬へ 千冬。ホントに千冬には感謝しかないよ。私のことを信じてくれて…嬉しかった！これからもみんなをよろしくね！ お幸せに！

伊織へ 伊織。ありがとう！私の幼なじみでいてくれて！伊織が幼なじみでホントに良かった！信じてくれてありがと！大好き！ お幸せに！

たとえどんなに許せなくても、やっぱり 恨むことなんてできないや。 大好きだからっ！ みんなホントにありがとう。 汐音より。

そして、無事に汐音も退院し、いつもどおりの生活に戻りました。

問題も一件落着し、

みんな幸せに暮らしました！