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くっ…心が痛くなった…でもこういう話めっちゃ好きです!
全然ありきたりじゃねぇ…あ~……やべぇ……(語彙力)泣けてきた…
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
春海暗
昔から断れない性格だった
︎︎
ないこ
︎︎
ないこ
だからこそ 生徒会とか 室長とか
任されることも多かった
でも
︎︎
︎︎
︎︎
ないこ
︎︎
︎︎
ないこ
俺はそっと 赤点ぎりぎりのテストを 握りしめる
学校は苦手だった
生徒会長だから その言葉が苦手だった
最近は生徒会の仕事も多くて 眠れない日もあった
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
いふ
ないこ
悠佑
初兎
りうら
ほとけ
ないこ
ないこ
いふ
初兎
悠佑
りうら
ないこ
俺はこの時間が好きだ
いふまろと…みんなと 過ごす時間が
何よりも好きだった
これからもずっと 楽しく過ごせると思っていた
思っていた…のに
︎︎
︎︎
ないこ
朝、学校に行くと 教室には張り紙があった
「生徒会長まさかのカンニング?!成績はデタラメだった!」
「生徒会長は生徒会の仕事をサボって遊んでいる?!」
もちろん、俺はそんなことしてない
でも、そんなことを言っても信じてもらえないだろう
︎︎
︎︎
ないこ
初兎
ほとけ
ほとけ
ないこ
いふ
ないこ
俺の目の前に来たいふまろは
冷たい目をしていた
いふ
ないこ
いふ
偽善者やん…
ないこ
いふまろはそのままどこかに行った
初兎ちゃんとほとけっちが まろに怒ってるのがわかる
でも、その声は俺の耳には 届いていなかった
その日からは 地獄の日々だった
︎︎
︎︎
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
りうらが悔しそうな顔をしている
原因は俺だ
俺はいつしか 笑い方も忘れていた
︎︎
ないこ
りうら
ないこ
︎︎
︎︎
りうら
ないこ
りうらの頭を撫でる 悲しそうな顔をしていた
ないこ
りうら
ガチャ
ないこ
悠佑
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
ないこ
悠佑
︎︎
︎︎
ないこ
悠佑
悠佑
ないこ
………バタンッ
︎︎
︎︎
悠佑
悠佑
悠佑
︎︎
ないこ
︎︎
いふ
︎︎
いふ
ないこ
いふ
ないこ
ほとけ
初兎
いふ
初兎
ほとけ
ないこ
俺、ちゃんと笑えてるよね?
ないこ
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
ないこ
ないこ
てか、どんだけあるんだよ仕事…
ないこ
ないこ
ないこ
りうら
ないこ
ないこ
りうら
悠佑
りうら
悠佑
ないこ
初兎
ほとけ
ないこ
悠佑
ないこ
りうら
悠佑
ないこ
初兎
初兎
ないこ
いふ
ないこ
いふ
ないこ
別れ話かな…
しかたないよな… 俺が悪いんだから
ないこ
別れを告げられたら そのまま……
りうら
ないこ
いふ
悠佑
りうら
初兎
ほとけ
りうら
もうすっかり日が落ちている
帰りを告げる音楽が 耳に響いていた
いふ
ないこ
いふ
ないこ
ないこ
いふ
ないこ
ないこ
ないこ
いふ
ないこ
まろの話は聞きたくなかった 俺は少しずつフェンスに近づく
いふ
ないこ
俺は笑って 空を指さした
いふまろは驚いて固まっている
ちゃんと笑えてるかな
最後くらいは 笑顔を見せたい
いふ
いふまろに抱きつかれる
暖かかった
ないこ
ないこ
いふ
いふ
いふ
ないこ
いふ
いふ
ないこ
いふ
いふ
ないこ
ないこ
いふ
いふ
いふ
いふ
頭を 撫でられた
ないこ
ないこ
いふ
ないこ
泣いたのなんて いつぶりだっけ
いふ
ないこ
いふ
初兎
いふ
りうら
ほとけ
いふ
悠佑
いふ
ないこ
いふ
ないこ
ないこ
りうら
初兎
ほとけ
悠佑
ないこ
いふ
いふ
いふ
ないこ
悠佑
いふ
りうら
初兎
ほとけ
いふ
ないこ
俺の人生は どこにでもある
ありきたりなお話のような ものかもしれない
でも
いふまろが…みんなが 愛してくれたのは
俺だけの お話だ