時田 譲
飯村 羽澄
時田 譲
時田 譲
飯村 羽澄
これじゃ、ただの欲求不満だ
時田 譲
飯村 羽澄
時田 譲
私たちは唇が腫れるくらい、たくさんのキスをした
時田さんに初めて会ったのは、約1ヶ月前──
ある日の昼休み
午後1時ごろ
飯村 羽澄
この『午後1時』という時間──
私には特殊な現象が起こる
今坂 みやび
飯村 羽澄
今坂 みやび
今坂 みやび
今坂 みやび
飯村 羽澄
飯村 羽澄
ときどき午後1時になると、時が30分だけ止まってしまうこの現象を
私は、【シークレットタイム】と名付けた
私だけが動ける、秘密の時間だから──
何でこんな現象が私に起こるのかは、さっぱり分からない
飯村 羽澄
飯村 羽澄
今は鬱陶しいだけだ
飯村 羽澄
飯村 羽澄
慣れてしまうと、やることがなくなってしまうため暇になってしまう
だから、シークレットタイムが始まると、校舎内を歩くのが恒例となっている
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
???
???
飯村 羽澄
飯村 羽澄
???
歩いていた男の子は、きょろきょろすると校舎内に入っていく
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
気づかれないように、その人の後を追った…
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
慣れてしまうと、体感で30分がわかるようになってしまう
きっと彼も同じで、シークレットタイムがもうすぐ終わるため 自分の学校に帰っていったのだろう
飯村 羽澄
飯村 羽澄
何だか、自分だけが知ってる秘密ができたようで少し嬉しかった
飯村 羽澄
今坂 みやび
飯村 羽澄
飯村 羽澄
時間が再び動き出すまでに、何とか席に着くことができた
翌日の昼休み
──午後1時
飯村 羽澄
教室内のざわつきが、ピタリと止まった
飯村 羽澄
私は慌てて教室を飛び出した
飯村 羽澄
飯村 羽澄
そう思った矢先、前から見覚えのある男の子が歩いてきた
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
???
男の子も驚いたような表情を浮かべている
???
???
飯村 羽澄
???
飯村 羽澄
時田 譲
時田 譲
飯村 羽澄
飯村 羽澄
時田 譲
時田 譲
飯村 羽澄
時田 譲
飯村 羽澄
飯村 羽澄
時田 譲
飯村 羽澄
時田 譲
時田さんはそう言いながら微笑んだ
飯村 羽澄
ドキ…ドキ…
飯村 羽澄
男子と話すことは慣れてるはずなのに、妙に心臓がうるさい
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
飯村 羽澄
時田 譲
時田 譲
飯村 羽澄
時田 譲
飯村 羽澄
時田 譲
飯村 羽澄
時田 譲
時田 譲
飯村 羽澄
飯村 羽澄
時田 譲
時田 譲
時田 譲
飯村 羽澄
飯村 羽澄
──あぁ…そっか
仲間を見つけたからだよね、きっと…
だから気になっちゃうんだ
飯村 羽澄
時田 譲
飯村 羽澄
時田 譲
飯村 羽澄
飯村 羽澄
時田 譲
時田 譲
飯村 羽澄
私たちは、次も会う約束をして別れた
飯村 羽澄
コメント
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面白い!続きが楽しみ!