TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

怪盗 時雨桜

一覧ページ

「怪盗 時雨桜」のメインビジュアル

怪盗 時雨桜

17 - 夢のような

♥

31

2021年12月11日

シェアするシェアする
報告する

???

燃え盛る炎

逃げ惑う人々

響き渡る銃声と悲鳴

足元に広がる、紅い海

父?

__、逃げなさい!!

で、でも……

母?

いいから早く!

何故か、懐かしいと感じる二人の声

私は……この人達を、知ってる?

お父さんとお母さんは!?

父?

あとから追いかける!

嫌だ、一緒に行く!!

母?

大丈夫、私たちも必ず行くわ。

母?

だから……

パァンッ

母?

ゔっ……!?

父?

友紀子!!?

お、お母さん……?

母?

…………

パァンッ

父?

ぐっ……!?

え……?

銃声が鳴った後、バタリと 大きな音を立てて倒れた二人

ぁ……あ……?

お……とうさ……おか……あさ……

女の子が、人でなくなった”それ”を、 力なくゆらゆらと揺らす

???

__ちゃん、逃げるよ!!

や、やだ、お母さん達が動けないの……!

???

ここは危険だから!!

じ、じゃあ、二人も連れていかなきゃ……

男の子が女の子を引っ張って、 その場から離れていく

???

と……君、_____!!

???

……ゆ!

???

っ……お父さんとお母さんが……

???

……! そっか……

???

ねぇ

お父さん達、連れてかなきゃ……

???

ねぇってば!

あそこは、危ないから……!

???

目を覚まして!!

???

お父さんとお母さんはもういないんだよ!!

何でそんなこと言うの!?

???

これからはボクらで生きてかなきゃいけないの!!

お父さんとお母さんは……

???

ちゃんとしてよ!!

???

ねぇ、

真冬

“お姉ちゃん”!!

彩莉

っ__!!

目を開けると、 見慣れた自室の天井が見えた

彩莉

夢……?

彩莉

……あれ、何で私……

頬に温かいものが 伝っているのに気づく

あまりに現実感のありすぎる夢

炎の温度も、銃声も悲鳴も、 全て本物のように感じた

「お姉ちゃん」と呼んだ声は、 幼かったけど、間違いなく真冬の声

じゃあ、そう呼ばれていた 女の子は誰?

この夢は、一体何なの……?

〜真冬 side〜

……珍しく、小さい頃の夢を見た

ボクと、彼方さんと、姉さん、 三人で遊んでる夢

そこに、友弥君と九葉も混じって、 みんなで仲良く遊んでた

今じゃ、到底あり得ない夢だけど

どこかで違う道を進んでいれば、 こんな未来もあり得たのかな

ボクらが怪盗をしない道を選んだら、 どんな未来があったんだろう

真冬

(今更、もう遅いけど)

けど、今でも考えてしまう

あの時ボクが姉さんを守っていれば、 忘れられることはなかったのかな

こんな嘘を吐き続ける必要は なかったのかな……って

真冬

(……いや、違う)

元々、あいつらがボクらの里に 来なければよかったんだ……

そしたら、彼方さんだって……っ

ガチャッ

彼方

真冬

不意に部屋のドアが開いて、 彼方さんが入ってきた

真冬

どうしたの?

彼方

話がある

いつにも増して、険しい顔の彼方さん

真冬

話?

彼方

ファントムの、今後の計画について

この作品はいかがでしたか?

31

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚