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ぴぃ…ぴぃ…
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「ピーくん」??????? あの凶暴化け物の????
え、ていうかさっきの大先生の声やんな、? ここにおるんや、!!
そう思い、俺はがさごそと音を立てながら 葉を掻き分ける。
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がさごそと葉を掻き分ける音がした。 また一般兵かと思って、肩が震え出す。
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ぼそっと呟いて、自分を安心させる。 そんな言葉が聞く訳もなく、俺の肩は震えるだけ。
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ピーくんを撫でながら、肩を震わせていると 右から緑のパーカーを着ている人物が俺の名前を呼んだ。
其奴は俺の後輩、って言うか。そんな存在である"ゾム"。 強そうに見えて、実はか弱くて繊細な奴。
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ほっ、と安心した様子のゾム。 なんでここまで来たん?とか、そういう質問は聞く暇もなかった。
ゾムは俺が縛られている紐を持っていたナイフでじゃきっと切り、 俺の腕を掴む。
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ゾムは多分、能力を使ったんだろう。 ゾムの能力は"透視"。能力を使うことで人物、物がある方角やら色んなものが分かる。
あ、頭に方角とかがぱっと出てくることもあるんやけど、大体は架空の世界…ゾムにしか入れない世界で、自分が行きたいものとかを見てこっちやな!って理解する感じが多い。
まあ、世界の中とかそういうのはゾムにしか分かってへん。 俺もしつこく追求するつもりはあらへんし、ゾムから話すことも多分無い。
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ゾムの能力のことを考えていると、寝かせていたピーくんを木の下に置いて来てしまったようだ。
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そう、吐き捨てるように言うゾム。 その声が凄く真剣で、今まで俺が聞いた事がないくらいに真剣な声だった。
その声から、凄く俺の事を心配してくれているんだなあ、と感じる。 …うれしいなあ、こんな無能でも愛してくれるなんて。
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遠い遠い森奥から、軍の中で来たが。 体力の無い俺はもう既に、と言うか初っ端から息切れ。
きつすぎる…!!! ゾム体力馬鹿すぎひんっ、!?!?
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ゾムが止まったところは会議室。 何故会議室?とも思ったが、ゾムに腕を引かれるがまま会議室に入った。
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会議室に入った俺に、一番に近づいてきたのはシャオロン。 いつも軽蔑する癖に、こういう時は一番心配してくれる。
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今まで聞いた事のないほど優しい声色のシャオロンに、思わず笑みがこぼれる。
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ほっ、と安堵の息をつくシャオロン。 そんなシャオロンに、またもや笑みが零れそうになる。
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と、ロボロが見えないふりをしてロボロの身長をいじる。
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すると、ロボロは声を荒げてそう言った。 そんなロボロに、俺は「すまんすまん」と軽く謝罪をした。
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真剣なグルちゃんの声が聞こえ、 急に気が引き締まる。
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と、ぐるちゃんは深々と頭を下げて謝る。
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"この仲間で一番取ろうぜ!"
"俺らなら行けるやろ!!笑"
"私たちで、一番を目指そう。 この最高の仲間なら、行ける。"
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こんな仲間に恵まれて幸せだなあ、と こんな時に実感する。
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と、シャオちゃんが俺の肩を組んでそう言ってきた。 俺は困惑するが、みんなが意外に乗り気だったので俺も乗ることにした。
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と、相棒が扉の近くから大声を出して話し掛けてくる。
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そう言いつつも、俺はコネシマの近くへと向かう。 俺がコネシマの近くに行くと、相棒は「おっ、さんきゅー相棒!」と言ってにかっと笑った。
ぱしゃっ、とシャッター音が鳴る。
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コネシマが見せてきた写真には、にかっと目を閉じて笑うコネシマとにへっと笑う俺の姿。
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そう言って、コネシマは「はよ行こや〜」と言った。
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ドアノブに手をかけたコネシマを、俺は呼び止める。
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俺には最高の相棒と仲間が居る。
それだけで、幸せやと思わへん?
幸せは、身近にあるもの。
"無能でごめんなさい"とか、言うもんか。
絶対にこの仲間で、一番になってやる。
つづく…?
強引に終わらせた感あってすみません!!!!! この最終話はゾニキのとこでは、まだ自分のことを無能と思っている。 だけど、相棒(シマ)や🌀の言葉を聞いて、最高の仲間と一番を取りたい。 そんなd先の気持ちを描いた最終話のつもりです ※因みにrbciの監視カメラはshがzmと協力してshの部屋の監視カメラを適当な森奥に設置したそう。
ここまで応援ありがとうございました🙌🏻
次回作 → 新人君とシャッター音 ??さん主役
コメント
5件
まさか!?とても優しい一般兵がレパロウさん?
もう 、 最高すぎて 、 泣いちゃぅ 。
レパロウさん...!?