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しかし...
暑さに割かし強ぇ俺でもしんどい💦 梅雨明け以降、毎日熱帯夜続きだし。
少しでも、マシだろうって事で屋上に移動する事に。 玉蟲が、eleven’sに指示をしてる。
玉蟲
eleven’s
玉蟲
黒狗
玉蟲
黒狗
黒狗
玉蟲
紅鶴
黒狗
俺達3人はサクサク階段を昇る。 かなり、遅れて青さんが必死に昇ってくる。
青海亀
黒狗
青海亀
青海亀
黒狗
玉蟲
なんて、話してたら屋上に着いた。 少しは涼しいと、いいけど。
ギィィーッ
少し重たく、蝶番が錆びたドアを開けると 耳障りな音がした。
黒狗
黒狗
屋上に登って正解!! 廃校に向かってる時も、漂う空気や地面からも熱を発してて、暑かったし。
紅鶴
玉蟲
全身に水をかぶったかのような、汗で ずぶ濡れの青さんが遅れて着いて
青海亀
青海亀
紅鶴
黒狗
玉蟲
紅鶴
黒狗
そんな、どーでもいい会話をしていたら さっきのeleven’sが、他のメンバーを連れて来た。
eleven’s
大紫
灰狼
大紫
灰狼
No.7 大紫(オオムラサキ) 俺や紅鶴よりは、少し上かな?多分 絵に書いたような、品行方正のリーマン 左手の指に指輪してるから妻帯者? ま、1番静かな人かなぁ。
No.5 灰狼(ハイイロオオカミ) 多分、大紫と似たような年かな? じゃないと 俺以上にピアスが空いてる時点で(耳、瞼、鼻、舌...見えてる部分) ちょっとイタイ人なるからな𐤔 同じイヌ科だからか、嫌いじゃねぇ。
体中に、トライバル入れて見るからに、ちょっとヤバい奴な雰囲気 醸し出してるけど 何故か、大紫と気が合うらしい。
街でもし、2人を見かけたら、カツアゲされてるリーマンと 絡んでるヤバい奴にしか、見えねーけどな𐤔
玉蟲
青海亀
紅鶴
黒狗
更に後から、数人のeleven’s達が、簡易テーブルと簡易椅子 冷たい飲料水や、炭酸飲料が入った クーラーBOXを運んで来てくれた。
eleven’s
金狐
銀狐
eleven’s
eleven’s達は顔色変えず一礼し 階を降りて行った。
...時折さ。 eleven’sは、感情ねぇのか?思う。 何に対しても、淡々と答えるて言うか。
お面つけてるんかと思う位 表情ねぇし あ、壱はスッス唯一言うけど 顔はやはり無表情だ。
金狐
銀狐
金狐
銀狐
eleven’sに対し、1番高圧的な態度を取るのは No.9金狐(キンギツネ) No.10銀狐(ギンギツネ) 双子だ。 恐らく10代後半の最年少だと思う。
今は帽子や服装の趣味が違うから見分けは何とかつくけど 交換されたら、マジわかんねぇ···てか
狗と狐だからか?わかんねーけど... ムカつく態度も、2人いるから2倍な💢
黒狗
金狐
銀狐
紅鶴
黒狗
俺の体中から、黒いモヤのような 湯気のような物が漂い始める。
金狐
銀狐
同じく金狐、銀狐の体中からも それぞれ、金色銀色のモヤのような 湯気のような物が立ち込める。
空気が、ピンっと張りつめ... 3人のモヤが身長よりも高く、揺らめき漂う。
白鯨
さっきまでの、黒と金と銀のモヤが 白いモヤに、一気にかき消される。
十弦のリーダー No.1『白鯨』(ハクゲイ) 年齢は灰狼達くらいだと、思う。 長身痩躯の一見優男で 常に優しい笑顔、浮かべてるけど...
目が全然笑ってねぇ
本能的に、体が魂が言う。 コイツが、1番ヤバいと。 コイツには、逆らうなと。
金狐
銀狐
白鯨
金狐
銀狐
双子はシュンとしながらも、俺には 憎悪と屈辱で怒りに燃える眼差しを 向けてやがる。
白鯨
黒狗
白鯨
白鯨
白鯨
俺達は各自飲み物を取り、簡易椅子に 座り、白鯨の話を聞く。
白鯨
白鯨
白鯨