人気の定食屋
そこにはSu.🍵さんがいた
Su.🍵
Su.🍵
Su.🍵
Su.🍵さんは小さい時から
施設にいて
たまたま兄弟たちと再開して
しばらく一緒に過ごしていたが
兄弟全員が
先に里親に引き取られ
Su.🍵さんだけ取り残された
当時Su.🍵さんは まだ10歳だった
そしてある程度年月がたち
17歳の時に 桃山家に拾われた
ないと(次男)
兄ちゃんが元気よく
Su.🍵さんに挨拶した
Na.🍣
俺もSu.🍵さんに挨拶をした
ないあ(長男)
ないあ(長男)
兄さんは未だに驚いていた
俺もこんなところで
会えるとは 思ってなかったけど笑
Su.🍵
それにSu.🍵さんは苦笑いをした
Su.🍵
Su.🍵さんは 仕切り直してこう言った
Su.🍵
Su.🍵
ないあ(長男)
たしかに
Su.🍵さんは
優しくて面倒見の いい人だけど
たまに やばいことするからな( ̄▽ ̄;)
Su.🍵
ちょっと顔を膨らまして
Su.🍵さんが言った
Su.🍵
ないあ(長男)
ないと(次男)
Na.🍣
そういいSu.🍵さんは
自分の持ち場に戻った
俺らは定食を食べ始めた
てか毎回俺は思うんだけど
Su.🍵さんの顔
いっつも地味に 面白いんだよね
なんでか分からない けれど( ̄▽ ̄;)
しばらく経つと
さっきまで仕事をしていた Su.🍵さんが
俺らのところにやってきた
Su.🍵
Na.🍣
いきなり俺らの ところに来たので
少しビックリした
ないと(次男)
Su.🍵
なら良かった
一瞬サボって 来たのかと思った( ̄▽ ̄;)
Su.🍵
興味津々に Su.🍵さんが聞いてきた
Na.🍣
ないと(次男)
俺らは外食とかよく行くけど
今まで食べた外食の中で
トップクラスの美味しさだった
Su.🍵
Su.🍵
Na.🍣
俺はその発言にビックリした
この料理を……Su.🍵さんが?
ないあ(長男)
Su.🍵
ないあ(長男)
兄さんはすごく感心していた
ないあ(長男)
懇願するように兄さんが言った
Su.🍵
Su.🍵さんは困惑していた
ないあ(長男)
兄さんはまだ諦めてなかった
でも兄さん 料理結構上手だから
Su.🍵さんに教えて もらわなくてもいい気がする
Su.🍵
Su.🍵さんはふっと 優しい笑みを浮かべた
Su.🍵
兄さんのお願いを承諾してくれた
ないあ(長男)
嬉しさのあまり
兄さんはガッツポーズをした
Su.🍵
Su.🍵さんが何かを思い出した
Su.🍵
渡したい物?
そういうとSu.🍵さんは
一旦出ていき
しばらくすると
何かが入った紙袋を持ってきた
Su.🍵
それを俺に渡してきた
Su.🍵
Su.🍵
Su.🍵さんは笑顔で言った
そうして俺は紙袋の中を見た
Na.🍣
そこに入っていたのは
通学用のリュック
ノート5冊分
その他文具類など
結構たくさん入っていた
Na.🍣
正直リュックだけでも いいお値段するのに
それプラス文具まで
Su.🍵
Su.🍵さんは手を 左右に振りながらそう言った
Su.🍵
そ…そんなにこにこな顔で 言われたら……
受け取らざるを得ない
Na.🍣
これ以上気を遣いすぎたら
Su.🍵さんに申し訳ないため
素直に俺は受けとった
ないあ(長男)
ないと(次男)
2人も立て続けに感謝した
2人もSu.🍵さんとは 仲がいいもんな
Su.🍵
スマホの時計を見ると
もう2時を過ぎていた
ないあ(長男)
ここに長居するのも 申し訳ないので
俺たちはそろそろ出ることにした
Su.🍵
ないあ(長男)
Na.🍣
ないと(次男)
Su.🍵さんはバイトがあるため
再び仕事に戻り
俺らは会計をして店を後にし
そのまま1日を終えた
しばらく日が経って
担任
担任
いつも通り
帰りのHRが始まった
HRとは朝の会とか 帰りの会とかに
先生が何か連絡事項を 話すことだ
担任
担任
先生が嬉しそうに言った
途端みんなの表情が暗くなった
生徒
生徒
なんのテストかと言うと
入学式の次の日に やった模試のテストだ
模試とは入試問題の出題形式や
難易度を再現した 模擬テストのことだ
模試で受けた教科は
国語、数学、英語の3つだ
どれも内容は中学の 内容だったらしいが
めっちゃ難しかった
担任
担任
そうして先生は
テストを返却した
返却されたテストを見た生徒は
絶望に満ちた顔をしていた
担任
そうして俺も呼ばれ
解答用紙と模範解答を渡された
Na.🍣
Na.🍣
Na.🍣
テストの結果
国語は81点
数学85点
英語は97点と
全教科かなり点数が取れていた
生徒
生徒
みんな焦り散らかしていた
てか俺みんなの 話聞いてる感じ
結構いい位置に いるような( ̄▽ ̄;)
担任
担任
担任
担任
生徒
テストのランキングは
明日発表されるらしい
何故か俺は緊張しすぎて
あまり眠れないまま
次の日を迎えた
次の日
Na.🍣
Na.🍣
Na.🍣
空き教室に入ると
生徒が沢山いて
密集状態だった
Na.🍣
Na.🍣
Na.🍣
Na.🍣
ランキングを見に行こうとしたが
前に人がたくさんいすぎて
見に行けない
生徒
生徒
生徒
生徒
なるほど……?
生徒たちの会話を聞く感じ
国語、数学、英語
どの教科も
この学年でイケメンな3人が
占めているらしい
効果音
あまりにも見え無さすぎて どうしようかと思った時
空き教室にあった
電子黒板がついた
そこに映し出されていたのは
このテストで1、2、3位の 人達の結果だった
Na.🍣
俺はそれに驚いた
なぜなら
国語 1位 黄瀬Yu.🎤 2位 桃山Na.🍣 3位 青海If.🍻
数学 1位 青海If.🍻 2位 黄瀬Yu.🎤 3位 桃山Na.🍣
英語 1位 桃山Na.🍣 2位 青海If.🍻 3位 黄瀬Yu.🎤
総合結果 1位 青海If.🍻 2位 桃山Na.🍣 3位 黄瀬Yu.🎤
トップ3のところに
俺の名前と
青海If.🍻の名前が あったからだ
If.🍻は幼少期の頃
幼稚園がたまたま一緒で
一緒に遊んだ子だった
小中はお互い
別の学校に通っていたけど
Na.🍣
Na.🍣
俺は嬉しかった
小学生の時
たまに連絡を取っていたが
ある日突然連絡が途切れたから
少し心配だったのだ
でもまろが ここにいることがわかったから
凄く嬉しいし
とても安心した
ちなみに
まろとはIf.🍻のことである
Na.🍣
正直ビックリした
学力は結構 自信ある方だったが
まろに負けたのは悔しい
でも………
Na.🍣
Na.🍣
総合結果の3位の人は
黄瀬Yu.🎤って人だけど
俺はその人の名前を
どこかで聞いたこと あるような気がした
Na.🍣
俺は気にしなかった
その後は普通に授業を受け
1日中周りの 生徒の視線を感じたが
特に何もないまま
一日を終えた
3日後
Na.🍣
Na.🍣
入るよー(ないら)
ないら(次女)
ないら(次女)
ないら(次女)
Na.🍣
目を覚ますと
ちょっと焦ってる 姉ちゃんと目が合った
Na.🍣
ないら(次女)
柔らかい笑顔で
姉ちゃんが挨拶してきた
ないら(次女)
Na.🍣
意図が分からなかった
とりあえず時計を見ると
時刻は6:15分だった
ないら(次女)
Na.🍣
Na.🍣
俺はてっきり
休日だと思っていた
Na.🍣
最悪だ………
俺は15年で初めての
遅刻を経験する かもしれないという
危機に立たされていた
ないら(次女)
ないら(次女)
そんな焦り散らかしている 俺とは裏腹に
姉ちゃんは部屋を出ていった
Na.🍣
Na.🍣
俺は急いで準備したが
時刻は6時45分だった
俺は今日の朝ごはんに 食べるはずだった
トーストを口に加え
そのままダッシュで家を出た
Na.🍣
時刻は8:30分
いつもより1本 遅い電車に乗ったが
たまたま乗った電車が 特急だったので
何とか間に合った
ちなみに朝のトーストは
電車の中で食べた
周りの人から
めっちゃ痛い視線を 受けたけど( ̄▽ ̄;)
あの時は
めっちゃ恥ずかしかった
Na.🍣
さすがに家から最寄りの駅まで
走って来たのでめっちゃ疲れた
いつもだったら 1時間かかるけど
特急だと20分で
高校の最寄りに着くから
休憩する暇がない
Na.🍣
Na.🍣
兄さんたちは優しいから 基本怒らないけど
なんでか遅刻した時だけ
めっちゃ怒られる
1回兄ちゃんが遅刻した時
1時間ぐらい兄さんに 説教されたからな
If.🍻
Yu.🎤
のんびり歩いていたら
後ろからものすごい勢いで 走ってくる生徒が来た
Na.🍣
Na.🍣
Na.🍣
振り向いた時には遅かった
俺はそのまま2人の 生徒とぶつかった
Yu.🎤
If.🍻
Yu.🎤
Na.🍣
そりゃそうだろう
俺の上に 乗ってるからね( #`꒳´ )
Na.🍣
Na.🍣
俺は皮肉交じりに
2人に言った
青黄
2人は本当に気づいてなかった
まぁ避け無かった俺が悪いけど
青黄
めっちゃ 申し訳なさそうに言い
2人はすぐ退いた
感じのいい人だなと思い
2人の顔を見ると
Na.🍣
右側にいた青髪の子
その子が幼稚園の頃
仲が良かった
まろという子に似ていた
If.🍻
何故か向こうも ビックリしていた
そして………
If.🍻
Na.🍣
その人は何故か 俺の名を知っていた
いやこれだとおかしい
俺は基本名字で呼ばれる
俺のことを 下の名前で呼ぶ人は
俺の後輩か
Co.❤さんやMi.👑さん
そしてまろの3人だ
後輩はないくん
Co.❤さんたちは Na.🍣くんって呼んでいる
でもこの人はNa.🍣って言った
そしてそれを意味するのは
Na.🍣
そう
まろだけだ
If.🍻
その名を呼んだ時
彼は嬉しさと驚きの 感情を表していた
俺は確信した
この青髪の人は
俺の幼馴染みの
まろだった