TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

アル

ここが俺がいるギルドだ

リン

お家みたい

ふがし村を出た後、 行き場を亡くした 私とジライを見ていた アルが ギルドに誘ってくれた。

ジライ

本当に押しかけてもいいのか?

アル

あぁ皆もきっと2人の事歓迎してくれるよ

リン

ジライ

安心しろ

ジライ

いつでも、俺はお前の味方だ。
もし、ここがダメでも

ジライ

また旅に出よう

リン

ジライ…

何処か表情が乏しいリンを見て何かを察したジライは そう言って笑って見せた

アル

おーい

アル

帰った

アル

ぞぉー…

アルがギルドの扉を 開けようとした 瞬間の事だった。 アルが扉を開けるより先に扉が勢いよく開き、 その衝動でアルは勢いよく飛ばされたのである

ジライ

!?

リン

!?

ナツ

おかえり〜
待ちくたびれたよ

ナツ

アル

ギルドの中から 出てきたのは 不気味に微笑む ナツだった

ナツ

てめぇ

ナツ

私のプリン食べたろ

ナツはアルの胸ぐらを掴み アルを軽々と持ち上げた ナツは女だが男と 同じくらいの力持ちなのだ

アル

ま、まて!

アル

ナツ!浮いてる!
俺浮いてる

アル

それに俺は食べてない

アル

無実だー!

ナツ

あぁん?

ナツ

なら今からお前のその腹かっち切って胃の中見せてみろ

ナツとアルが言い合いをしていると 木の上から声が聞こえてきた

レオ

アルダメだろ〜

レオ

勝手にナツのタンスからプリンをとるなんて

木の方に目をやると 木の上からレオがアルとナツを 見下ろしていた

ナツ

おい。レオ

レオ

ん?

ナツ

何で私のプリンがあった場所知ってんだー!!!

アル

俺を投げんなー!

そう。ナツのプリンを食べたのはレオだったのだ ナツは持ち上げていた アルを勢いよく レオに向けて投げつけた そして、投げられたアルは見事にレオに激突した

レオ

ぐはっ!

シン

アル 帰ったんですって♡♡

シン

キャー!アル!?

シンがギルドの外に出ると 木の下で魂が抜け気絶しているアルとレオがいた 勢いよくぶつかった後 2人はそのまま 地面に落ちてしまったのだ

シン

だめよ。アル
こんなところで死ぬなんて

シンは涙目になりアルを抱き抱えた すると、アルの手先が 少しピクっと動いた

シン

大丈夫よ!

シン

まだ間に合うわ
目を覚ましてアル!!!

ビシッバシッ

そう言うとシンは アルに何度も往復ビンタをしたのだ

アル

ありがとうシン

アル

だけど、俺
さっきより酷くなってね?

シン

素敵よ♡♡

シンに何度も往復ビンタをされた アルの顔はボコボコに 膨れあがっていた…

レオ

ガハハハ

レオ

プリンを取られねぇ為にタンスに
隠すなんてガキか!

レオ

だっせぇんだよ!

ナツ

たんこぶ2つあるやつが何言ってんだよ!

レオ

おめぇのせいで出来たんだろうが!

リン

ジライ

リンとジライは この光景を黙ってみていた すると、リンの後ろから 声が聞こえてきた

マコト

やぁお客さん?

リン

!?

リン

いや、私達は

カナヨ

マコト

カナヨ

そいつらは、客じゃないよ

マコト

あっそうなのか

カナヨ

私は、カナヨ

カナヨ

待っていたぞ2人共

ジライ

…待っていた?

カナヨ

まぁ詳しい話は中でするよ

カナヨ

おいで

そう言うとカナヨはギルドの中へは 入っていった。 ジライは、何故リンとジライが ここに来る事を 知っていたのか疑問だったが リンに心配をさせないよう 何も言わなかった

リン

(綺麗な人)

カナヨ

この部屋は、ここのギルドのマスターの部屋だ。

カナヨが説明をしていると 部屋の扉がゆっくりと開いた

マサト

やっと来たんだ

マサト

やぁ

扉から出てきたマサトの顔は 傷だらけで酷く疲労した顔をしていた

カナヨ

何だ今真昼なのか?

マサト

つい1分前まではね

マサト

でも、今はルルセラだよ

カナヨ

カナヨ

入るぞ

ジライ

(入りたくねぇ〜)

リン

(入りたくねぇ〜)

カナヨ

ルルセラ入るぞ

ガチャ

ルルセラ

はーい

ルルセラ

待っていましたよ

ルルセラ

私は、ルルセラ
ここのマスターです

リン

!?

ジライ

!?

リンとジライは目を丸くした それもそのはずだ ギルドマスターは 2人が想像していた人物と 大分かけ離れていたからだ ルルセラはクマの服を来た とても幼い少女だったのだ

ルルセラ

言っときますが、私は子どもじゃありませんよ!

ルルセラ

このギルドの中では1番年上です!

2人が何を考えているかを察した ルルセラは強めに主張した

ジライ

そういえば

ジライ

さっきから俺たちがここに来る事を知っていたような口ぶりだが何故だ

ルルセラ

私の力は予知夢を見ること出来る力なんです

ルルセラ

なので、あなた達がここに来ることを知っていました

リン

!?

ジライ

(嘘だ。未来を見ることが出来る奴なんているはず…)

⚠️この世界では色々な魔法を使う事が出来ますが 唯一未来を見る魔法は ないと言われていました

ジライ

(でも本当ならアルがふがし村に悪魔が来る事を知っていたのも納得が行く…。)

カナヨ

詳しく言えばルルセラの力は

カナヨ

2つの予知夢を見てどちらかを選択する力だ

リン

予知夢…
だからアルは私の村に
悪魔が来る事を…

ルルセラ

村…

ルルセラ

ごめんなさい

ルルセラ

あなた達には本当に辛い思いをさせてしまいましたね

ルルセラ

私が見た夢は、
アルにあの村に行ってもらい あなた達をここに連れて来る夢

ルルセラ

もう1つは
アルがあの村に行かず あなた達があそこで死ぬ夢です。

ルルセラ

私は勝手ながら、あなた達が生きる道を選びました

カナヨ

このギルドは自ら悪魔の所に行って戦う。大怪我や死ぬことだってある

ルルセラ

今ならまだ普通の町で普通の暮らしをする事だって出来ます。

ルルセラ

普通の暮らし

ルルセラ

ギルドでの暮らし

ルルセラ

好きな方をお選び下さい

リン

私は

リン

私はここのギルドメンバーになたい

リン

私戦う力もないし、皆の迷惑になるだけかもしれない

リン

でも

リン

大切な人を失う人を減らしたい

リン

大切な人が泣く姿を見たくない

リン

だから…私は…
このギルドのメンバーになりたい

ジライ

リンがギルドのメンバーに入るなら俺も入る。

ジライ

俺の守りたいものは昔から1つだけだ。

ルルセラ

…そうですか

ルルセラ

ようこそ
歓迎します😊

ルルセラ

リンさんジライさん

すると、リンとジライの所に ピアスが飛んできた

ルルセラ

このピアスは
Espero(ギルド名)の象徴です

ルルセラ

これからよろしくお願いします

リサーナ

はじめまして
私はリサーナ😊

リサーナ

私は主に皆の食事を作ったり、皆の相談に乗っているの😊

リン

(この人ふわふわしすぎて周りにお花が見える)

ジライ

悪魔とは戦わないのか?

リサーナ

私は、戦うことが苦手だから…

ミユキ

いやいや〜
そんな事言って〜

ミユキ

あんたの戦う姿、皆見とれてたわよ

ミユキ

どんな悪魔が現れても綺麗に狩る姿
まるで白い妖精

リサーナ

ミユキ

リサーナ

昔の話よ

リサーナ

新人がいるの
自己紹介してね

ミユキ

そうね

リサーナは笑っていたがどこか険悪な雰囲気だと リンでも分かった

ミユキ

私はミユキ
戦闘用魔法人よ

ミユキ

ま、あんた達もすぐ悪魔に殺されるだろうけど。せいぜい生きてる間は私達の足を引っ張らないでね〜

そう言うとミユキは 外へ出ていった

リサーナ

ごめんなさい。
あんな言い方だけど

リサーナ

本当は優しい子なのよ

リサーナ

言わゆるツンデレなのかしら😊

ジライ

あれはツンデレか?

マサト

このギルドはツンデレ女子が多いからね

リン

あっさっきの傷だらけの可愛い子

マサト

僕は、マサト守護用魔法人だよ

リン

(んっ僕?マサト?
もしかして、男の子!?)

マサト

ちょっと見ててね

マサト

シン

シン

マサト

おはよう!

そう言うとマサトは シンに抱きついた だが、抱きついた瞬間に マサトはシンに ボコボコにされる

シン

アル意外私に気安く触らないでくれる。次は殺すわよ

マサト

ね?

ジライ

マサトお前は一体
何がしたかったんだ?

リサーナ

きっとツンデレ女子が多いことを教えたかったのね

リサーナ

うちのギルドの男はどうしうもないバカしかいないから気にしないで😊

ジライ

ニコニコしてても意外と毒舌だな

リン

男の人より女の人の方がたくましんだね…

シン

私はシン
戦闘用魔法人よ

シン

ちょっとあんた!

リン

えっなに!?

シン

あんた随分とアルと仲良くなったらしいわね。いいご身分だこと

シン

ジライの事は認めてもあんたの事は絶対認めないからね

シン

女は皆敵よ🔥

アルの事が大好きなシンは、 予想以上に仲が良いリンとアルを見て 今にも噛み付きそうな程威嚇していた

マコト

まぁまぁ
女の子には優しくだよ

そう言ってマコトは シンの方に触れ宥めた

シン

だから触んなっちゅーねん

マコト

初めまして
俺はマコト戦闘用魔法人だ

マコト

これからよろしくね

ナツ

私はナツ
戦闘用魔法人だ

ナツ

ちなみに私はアンタらがこのギルドに来た瞬間にアンタらの事認めてるぜ!

ナツ

お姉様とお呼び

レオ

俺はレオ
戦闘用魔法人だ

レオ

ちなみに
こんなに威張ってるコイツの事を認めてるやつは誰もいない

ゴスッ!

ナツはレオが自分の事を 言っていると知り レオを殴りつけた

リサーナ

本当はまだギルドのメンバーは
いるんだけど、取り敢えず
ここにいる人の自己紹介は終わりね

リサーナ

これから大変な事が沢山あると思うけど、皆で頑張りましょう😊

リン

うん😊

ジライ

あぁ

カコおばさん私達は このギルドで新しい生活を 送る事になったよ

この作品はいかがでしたか?

9

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚