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………、

視界が歪む…

伊澄

____??

__?

2人が何を言っているのか分からない

遥陽

( 気持ち悪い )

周りのせいだ

周りの視線が俺には辛かった

………………

吐きそう

少し寝れば良くなるか…、

伊澄

__、_____

_______?

その時

意識が途絶えた

ー????ー

ここは何処だ

遥陽

なんでここに……

遥陽

とりあえずもう放課後…なのか

………、??

藍…がいる

昨日とは違いフェンスの外にいる

遥陽

ぁ…い…??

振り向かなかった

振り向いてくれなかった

ん、なァにィ??

遥陽

危ないからこっち来いよ…

……………

夢………これはきっと夢だ…

藍はこんな事をしない

えへ、ウチもう疲れてさァ

遥陽

は…??

遥陽

何言ってんだよ…

藍はこんな事言わない

絶対に…絶対これは夢だ

一人で考えているうちにはもう

藍の姿はなかった

遥陽

藍……、!!

周りをいくら探しても

ずっと探しても

藍はいなかった

遥陽

どこいったんだよ…

俺は…絶望しか出来なかった

???

ネェ

聞いた事のない人の声

???

ネェ、キミハ

???

アノコヲドウシタイノ??

遥陽

あの子…??

遥陽

藍……のことですか?

不思議だった

恐怖心はなく驚きもしなかった

???

ソウ、キミハドウシタイ?

???

コノママジャ死ぬ運命

遥陽

ふざけたこと言うな…

遥陽

藍は死になんてしない…

???

死ぬンダヨ

なんでこんなに藍の事を知っている

身内…??血縁者??

遥陽

死なない…

???

………

???

マタキキニクルネ

" また "

来るわけない

遥陽

っ………

前を見るとソイツは居なかった

きっと幻だ

遥陽

……………

明るかった

さっきのは夢…なのか??

伊澄

遥陽、!!

遥陽

伊澄……??

ホッとしたように見てきた…

藍……は何処だ

遥陽

藍…は??

伊澄

藍…??

伊澄

すぐに来るって言ってたけど…

嫌な予感がした……

俺は起き上がり伊澄を押し退けた

伊澄

おいっ、!!遥陽!!

必死に走った

アイツが言うことが本当なら

藍は死んでしまう…

怖くて怖くて

無我夢中で屋上に向かって走り続けた

遥陽

藍、!!!!

間に合った

まだ藍がいる

生きたい俺と死にたい君

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