それが何分あったかなんて分から無い
でもそれは奇妙で
感情も何も無かった
ただただ風流感が続いて
海に沈んでいるようだった
あ…?
何処だここ…?
ゆっくりと体を起こそうとしている時だ
ある違和感に気付いた
は…
ユアノ・アルディア
……
自分の手や体を見るがそこには、
あの時見た女の子だった
ユアノ・アルディア
は、羽?
女の子には、確かな羽があった
ユアノ・アルディア
と、取り敢えず早く移動しないと
ユアノ・アルディア
何処だ…ここ
その時騒ぎ声が聞こえた
その方向に行くと
行くと、そこはさっきとは別の真っ暗な夜中だった
おじさん
どうしたんだい?お嬢ちゃん
ユアノ・アルディア
あ、えっと迷っちゃって
おじさん
そうか、じゃあ家に泊まりに来るか?
ユアノ・アルディア
え、あ、ありがとうございます?
ユアノ・アルディア
あの、
おじさん
なんだい?
ユアノ・アルディア
怖がらないんですか?
おじさん
なんで?
ユアノ・アルディア
だって 羽生えてるんですよ?!
ユアノ・アルディア
明らかに人外ですよ?!
おじさん
まぁ、君より凄い人を見てるからね
ユアノ・アルディア
え、