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黄
後ろからもの凄いオーラが漂ってきて
振り向くと、案の定顔をめちゃくちゃ顰めた黄くんが立っていた。
青
赤
赤
黄
黄
青
青
黄
赤
黄
赤
黄
青
黄
赤
僕は咄嗟に赤くんの腕を掴むと
教室を飛び出して、職員室に駆けていった。
赤
赤くんに心配そうに顔を見上げられて、
その上目遣いの破壊力に思わず口を覆う。
青
赤くんに僕の悪い部分を見せるのが嫌で
でも急に引っ張ってこられたら困惑するのもあたりまえで。
苦し紛れに言い訳を探すと、
赤くんは思い出したように頷いた。
赤
赤
僕らの通っている高校では、
日直は朝の仕事が終われば、先生を呼びに行かなければいけない。
僕は今日だけは、日直だったことに感謝した。
先生を呼びに行った後、教室に戻れば
黄くんがむすっとした顔で机の上に座っていた。
赤
黄くんの険悪な雰囲気を感じ取ったのか
赤くんが焦ったように黄くんに抱きついた。
黄くんは満更でもなさそうな顔をして
僕にしか聞こえないような顔で囁いてきた。
黄
青
僕はただただ、苦笑いするしかなかった。
コメント
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