コメント
2件
ぇ、あの、 涙 が、 でました ありがとう ございます (?)
流石としか言えません… 復讐、復讐繰り返していたけど、青くんが止めるの相当好き! 参加ありがとう!
水
ねぇ神様、どうして僕らに こんな試練を与えたの。
水
嗚呼、そっか、彼が。 いふくんが。
水
あの子を殺したからか。
正当防衛だったの 全部、全部
青
水
あの子がナイフを持って 僕らに襲いかかってきたのが悪いの。
いふくんは僕を守るために あの子を刺したの。
そしたらさ、あの子のお姉ちゃんが 「人殺し」って、
血の匂いと、...ほんのり甘い金木犀の 匂いがした。
青
青
ボクらを騙して
水
水
水
鈍い音と、血しぶきと... 今にも消えてしまいそうな彼の 弱々しい声。
水
ごめんなさい、ごめんなさい。 お願いだから、彼だけは... 奪わないで。
ここに、...居て。
水
金木犀は そんな悲劇を知らずに揺れていた。
赤
水
赤
彼が居なくなった日常に 咲く花は無くて。
彼が居なくなって 「死んで当然だ」とつぶやいた人も居た。
僕は、どうすれば良かった? いふくんの代わりに殴られれば、
あの子に刺されてれば、
僕が居なければ、 彼は助かった?
水
部屋は彼が好きだった金木犀が 沢山咲いていた。
机の上に置いてあるこの金木犀は きっとりうちゃんが置いたのだろう。
彼の部屋に入って目に入ってきたの 1枚の紙。
水
神様はいる。多分やけど。 だから俺は毎日、 「ほとけが笑えますように、」 「2人で居られますように」 神はいつも側にいる。 俺にも、ほとけにも、お前にも。 学校頑張れよ。
神様は僕の側に居ますか。
神様は、あの時、彼の側に居た? 神様に祈れば彼はまだ笑えてた? 僕は彼の邪魔にならなかった?
水
水
僕は紙をビリビリに破り捨てて 部屋を出た。
悔しかった。 あの子に復讐してやる。
ゼッタイ。
水
水
いだッ...ぃ..."
ほとけ...ッ..."
水
ガチャガチャッ
水
水
水
やっと見つけたの
水
水
水
死んじゃえ...っ、...
死ねッ、
いふくんを...返して。
妹を返して。
水
青
水
水
水
...こんな事しても君は戻らない。 もう笑ってなんかくれないんだ。
君のことを思うと胸が苦しいの。 外に咲いてる金木犀が僕を迷わせた。
水
赤
水
水
答えるように揺れる金木犀に 僕は少しだけ微笑んで
これは伝えなきゃ、ねぇ いふくん。
水
カミサマなんて居ないけど、 君が笑えばそれでいいや。
僕は空を見上げた。視界は金木犀で いっぱいだった。
ごめんなさい。雑です。 意味不明になりました。