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コメント
3件
マジかよ、最高すぎる 春ちゃんの変化が少し嫌なのがまた好きだ マイキーとの約束も間があったよね、 それにしても強すぎんか!?瀕死でも相手のボス狙ってるの最高 続きめっちゃ楽しみ〜!!
aru
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嶺が梵天に来てすぐの頃
やっと千冬と一虎と連絡取れた…
ふたりに 心配掛けさせたくなかったのに…
灰谷は、手は出してないって言ってたが…犯罪者の言うことなんて信用ならない
もしかしたら、私に気を使って 何もされてないって 言ったのかもしれない
マイキーに会えたのはいいが、 こんなの半分監禁みたいなもんだろ
刺青も入れちまったけど、 そこは別になんとかなる
でも、とにかく
早くここから出ないと
静かに部屋の扉が開いた
マイキー
嶺
マイキーは嶺を見て黙り込む
嶺
マイキー
嶺
マイキーは小さく頷いた
嶺
嶺
なんとなく聞きたくなった
ここから出るにも、 その行為はマイキーを否定してるみたいで
今のマイキーを知りたい
少しでも知って、マイキーは 昔とは違えど、マイキーなんだって
マイキー
マイキー
嶺
マイキー
ふたりは寝床に寝そべりながら 話していた
マイキー
マイキー
嶺
マイキー
マイキー
嶺
マイキー
マイキー
嶺
嶺
マイキー
嶺
マイキー
心配そうに言う嶺の表情を見てとり 素直に答えるマイキー
嶺
マイキー
嶺
マイキー
マイキー
嶺
マイキー
嶺
嶺
マイキー
マイキー
ごめんな。マイキー。
ついさっき、約束したのに
会えた、やっと、会えたけど、 この状態じゃ、なにも出来ない
マイキーのことは好きだ、ずっと。
ただ今は、一緒に居られない
嶺は静かに部屋を後にした
電気もついてない。誰もいない。
嶺
ふとソファを覗き込む
春千夜…!?
あっっっぶなあ……
ソファには春千夜が寝ていた
仕事着のままだし、 こんなところで寝たら風邪ひく
…どっかにタオルケットでも
側にあったタオルケットを 春千夜に掛ける
餓鬼の頃から春千夜のあれこれに気を使ってしまう。
兄弟みたいだと思っていたから
今も私はそう思っているが、 春千夜はどうだか…
でも私のことを覚えていてくれて 嬉しかった、
けれど、春千夜も大人になったんだもんな。気にしすぎるのも良くない
…まあ、一旦、 梵天からは離れるんだけど…
すると、嶺の視線がソファの側の テーブルにいく
嶺
嶺
そういえば、梵天に来た時、 灰谷が春千夜のこと、 ヤク中って呼んでたような…
…まあ、ここ、犯罪組織だもんな。
薬が取引されるのもあるし、さっきマイキーもそんなこと言ってたな
変わったんだな、春千代…
そう思いながら、春千夜を見る
少し悲しかった
周りの変化に耐えきれず、東卍を抜けた嶺にとって、変わってしまったかつての仲間は見るに耐えなかった
嶺
嶺
嶺
嶺
嶺
嶺
顔が狭いのを改めて実感する
歩き進めると、道端に 集団が居座っているのに気付いた
嶺
嶺
嶺
その集団は梵天幹部よりも 明らかに歳は上で
タバコ片手になにやら 話し込んでいるようだった
が、かと思えば、 急に大声を上げたり、 笑いだしたり、
ギラギラしていて目が痛い
あれを見ると梵天の幹部が 若く見えるなぁ…
なんと言うか、…まともに見える
いや、待て待て 目の錯覚だ…
梵天幹部がまともな訳ねえ…
日本でいっっっっちゃん やばい組織だぞ…
改めて考えると、複雑だな……
って、そういえば今 その組織から逃げてんだった…
嶺
嶺
_
_集団
_集団
うっわー…最悪だ
立ち止まりすぎてこっちの存在に 気づかれた
なんでこう、不良もヤクザも 知らん人に絡むかなぁ…
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_
1番背の高い男が 嶺の顔を覗き込んだ
_
嶺
嶺
_集団
_集団
_集団
_集団
嶺は男に肩を掴まれた
嶺
嶺は男を睨んだ末に
男の顔面に拳が入った
男はその場でぶっ倒れ、 さっきまで チャラチャラしてた周りは 一瞬にして黙り込んだ
嶺
嶺
_集団
嶺に視線を向け、 殴りかかろうとした男も 台詞を言い終わる前に 顔面に拳を食らった
嶺
嶺
_
_集団
嶺
嶺
嶺
_
_
嶺
嶺
_
どうやら、1番背の高い男が ボスだったらしい
その男の合図で、残った男達が嶺に襲いかかった
それでも、男等の攻撃が嶺に一発も当たることなく。すぐ嶺の足元には 倒れている男共で埋め尽くされていた
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嶺
_
嶺
嶺
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_
嶺
嶺
嶺
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_
男はニヤッと笑った
嶺
バコンッ…
その瞬間、嶺は倒れた
背後から金属のような何かが落ちる音がした
背後にもうひとり仲間が居たのだ
頭に金属バットを思い切り 打ち付けられていた
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_
_集団
_
_
_
_集団
_集団
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_
_集団
_
ザー…
何かを引きづる音が聞こえた
ふいに、男等が振り返る
バコンッ
またもや、鈍い音が響いた
先程、嶺の後頭部を打った 金属バットが勢いよく 飛んできたのだ
そのバットは ボスの顔面に直撃
ぶっ倒れた男
_集団
バットを振り投げたのは嶺だった
頭から血液が流れて コンクリートに落ちる
間違いなくその傷は致命傷で
それは、男等も嶺も理解していた
_集団
_集団
_集団
嶺の足が男の首元に入った
それを見た男達は次々に その場を後にした
嶺も追いかけようとするが
目眩と共に足元がふらつく
嶺
嶺
嶺
嶺は手すりに身体の重心を 預けながらなんとか歩いていた
通行人
嶺
通行人
嶺
通行人
嶺
通行人
通行人は、 嶺を無理やり止めようとする
が、その通行人の手を振り払った
通行人
目の前にペットショップが 見えてきた
もちろん、この時間帯だ。 電気も着いているはずが無い
でも、少しの可能性にかけて
Continue.