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涙 が …
rn
jp
jp
rnはjpさんが落ちるのを防げたと思った時
浮いたんです
必死に手を伸ばしたけど届かなくて
jpさんがrnの名前をずっと叫んでいて
何かと思った時
やっと気づいた
rnは屋上から落ちたって
もう魔法を使っても無理かな
ごめんね、
みんな
こんなrnで、
ごめんね。
ドシャッ
jp
俺は必死に叫んだ
なのにrnは返事もしなかった
きっとあの時mob1を信じなければこうならなかった。
俺が地面を見た時には
rnの無惨な姿が目に入った。
jp
jp
rn
rn
あー、そういえばrn死んだんでしたっけ。
rnを嫌ってた人を助けて死ぬとか
正直嫌ですね
あーあ…、
まだ生きたかった…。
もっと笑いたかった…。
みんなと仲良くしてふざけたかった…。
rn
もうそれすらも叶わない
結局自然魔法として生きれなかった
というか、生きようとしなかった
誤解を解きたかった
結局解こうとしなかった
今あっちの世界に戻れたら
どれだけ幸せだろうか。
今もあっちの世界にいたら
どれだけ楽しかっただろうか
まだ生きていたら
またみんなと仲良くなれただろうか。
rn
そんな願いはもう誰も聞いてくれない
神様だってそっぽを向くでしょ、
だって自然魔法として生きてこなかったんだし
それを知ったら誰だってそっぽを向く
役目を果たせてないってことだから
もうなにやっても戻れない
いくら泣いて叫んだって誰も気づかない
もし今戻れたらそれはただの幻覚、もしくは夢。
だったらもう、
rn
みんな、ありがとう
そしてさようなら。
こうして自然魔法の女子高生は
自然に包まれ消えていった____
jp
na
na
et
no
ya
jp
jp
そもそもrnがあの時俺を庇ってなかったら
こうはならなかっただろう。
そもそも俺たちがあの時rnを信じていれば
もっと楽しく、幸せだっただろう。
やっと気づいた。
rnはいじめられているって。
さっき見てしまった
腕にある切り傷、痣、魔法でやられただろう跡
rnはカッターで傷つけていない
むしろ傷つけられていた
でも気付くのが遅すぎた
本当はあの日、rnの意見もしっかり聞いておくべきだった。
mob1の切られた跡がある腕と血のついたカッターだけじゃ
防犯カメラがない限りrnがやったなんて証明できない。
なんであの時考えなかったんだろう。
なんであの時mob1を信じたんだろう。
なんで…
なんで…
なんで…!!
あの時rnを裏切ったんだろう
jp
俺は届きそうで届かない君に
そう言った。
na
もうこの声は届かないって
わかってます。
きっとみんな、そうわかってても叫び続けます。
もし今あなたが目を開けたらどれだけ嬉しいでしょうか
どれだけ幸せ者でしょうか。
今あなたが目を開けて
あなたの視界に光が入って私たちが見えた瞬間
あなたはなんて言うかな
わたしたちはなんて声をかけるかな
そう、みんな思っているのでしょうか、
いや、きっとみなさんは罪悪感に包まれているでしょう。
そもそもあの時信じてればよかったって思ってるでしょう
違うんです、
私があの時連絡をしないでいればこうなってなかったんです
ついさっきまで血を吐いて医者に止められていたyaくん、
お腹を抑えながら謝り続けるnoさん、
自分を責めて名前を呼んでいるjpさん、
泣き疲れても名前を呼び続けるetさん、
みなさんは罪悪感と後悔でいっぱいでしょう、
それはきっとこの物語を呼んでいるみなさんもこういう状況があれば、
ほとんどの人が悲しみ、後悔、罪悪感でいっぱいですよね、
そんな中でもこれを受け止めて生きていくしかもう選択肢がないんです。
これからしっかり笑えるでしょうか
みんなとまた仲良くできるでしょうか、
私は
あなたを忘れる時が来るのでしょうか
あの出来事から、一気に自然が崩壊した。
きっと自然魔法の者が消えたからであろう。
大雨は続き、晴れた日はお祭り騒ぎ
地震は多発
寒暖差は激しく、夏には40℃を超えることもあり、冬は-10℃が平気で越えることも。
風は暴風、海は大荒れ、
世界は自然魔法の者が消えたからだと考え始める。
そんな中とある6人だけが自然魔法の者を知っている。
それは今人気アイドルのjp、Ya、noとそのマネージャーのnaとet。
その5人はあの出来事から自然が崩れたため、自然魔法はrnではないかと考える。
そしてもうひとり。
それはいつまでもずっとそばにいて
支えてくれたお母さん。
その母親は今でも消えたことが受け止められない
ただいつまでも自然魔法の者に寄り添ってくれるであろう。
その6人は自然魔法の者を忘れることはない、
ただ自然が治ることはとないだろう。
とある女子高生の魔法事情
bad end 終