谷山紀羅
早速どうぞ!
谷山紀羅
お、お前は誰だよ!
異能力(心の声)
私?私は君の異能だよ
谷山紀羅
さっきの話はなんだ?
異能力(心の声)
それはね、この世界は絶対にこうあるべきって言うものが決まってるんだよ。
谷山紀羅
ふぅん
異能力(心の声)
でも、君が誰かの力を強化して、こうあるべきって言うのが壊れる可能性がある
異能力(心の声)
そんなのが壊されたら、たまったもんじゃない。だから、この異能には規則ってものがあるの
谷山紀羅
規則?
異能力(心の声)
そう、例えば前、時間を早めてって言って異能使ってたでしょ?
異能力(心の声)
あれは、時間を早めても何も変わらない。その間の出来事はちゃんと起きてたから。
異能力(心の声)
でも、力を強くしてとかは、その結果でこの戦争の先が変わる可能性がある。
谷山紀羅
へぇ~、例えば?
異能力(心の声)
例えば、今の状況。このままなら、中島敦はフランシスに負けて、ギルドに連れていかれるだろう?
谷山紀羅
そうだね、漫画とかアニメだとそういう展開だった
異能力(心の声)
でも、君の異能で、強化して戦ったらどうだろう。互角もしくはそれ以上になり、中島敦は逃げるもしくはフランシスを倒すことが出来る
谷山紀羅
ほほぅ
異能力(心の声)
でも、そのあとも変わる
異能力(心の声)
そのあとに起こるフョードルのハッキングとかも出来なくて、ギリギリまで死の家の鼠の存在に気づくのが遅くなるとかね
谷山紀羅
つまり?
異能力(心の声)
力の強化、人を消す等のことは君の異能でも、出来ない
谷山紀羅
なん………だと?(やってみたかった)
異能力(心の声)
まぁ、私も鬼じゃない。
異能力(心の声)
少し、この異能を改善したんだ。
谷山紀羅
どこら辺を?
異能力(心の声)
例えば、君の異能って好きな人のことを二回言わなきゃ異能を発動できないでしょ?
谷山紀羅
うん
異能力(心の声)
その対価を変えた
谷山紀羅
対価?
異能力(心の声)
そう、君の可能性を対価にした
谷山紀羅
何の可能性?
異能力(心の声)
それはわからないその度に私が報告しに行く
谷山紀羅
うん、分かった
異能力(心の声)
あと、私は君の人格として、たびたび出るから!
谷山紀羅
ふーん、分かった
谷山紀羅
じゃあね
異能力(心の声)
うん、また👋
谷山紀羅
また明日!