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あれは寒い日のこと 任務を終えた私と南雲は二人で歩いていた そこで私はチャンスとばかり 南雲に話しかけた

○○

ねぇ、南雲

南雲

ん?どうしたの?

○○

私さ、南雲が好き…
だから付き合ってほしい

ピタッと足を止めた南雲 そのタイミングで私も足が止まった 後ろを振り向いて私を見つめる

○○

!

正直期待してた、この反応は…脈アリだと だが、次の言葉で私は絶望に突き落とされる

南雲

ありがとう…でもごめんね
僕彼女いるんだ…

○○

……え?

頭が真っ白になった しかし南雲は言葉を続ける

南雲

でも嬉しかったよ、○○の告白
だからこれからも仕事のパートナーとしてよろしくね

そういうと南雲は私の頭を優しく撫でる

○○

!

やめて…優しくしないでよ… でも嬉しさが勝る私はクズだな…

○○

ごめんね!いきなり変なこと言って!
あ!ちょいと忘れ物したから
先に帰ってて!

南雲

忘れ物?

忘れ物なんて下手な言い訳だな

○○

うん!じゃあまた!

私はダッシュでその場から離れる 一分一秒でも居たくなかった だから私は逃げた

どれくらい走っただろうか

○○

もう走れない…

そこで私はへたりこんだ

○○

………

ハハッと一人でに笑う私 通行人の中には恋人だろうか 笑顔のカップル ここであのカップル殺したら 少しは気が晴れるだろうか…

○○

……

いやいや、さすがに そこまでするほど 私もバカじゃない ただ妄想で殺せばいっか

私は目を閉じ イメージしようとした その瞬間だった

スッ

○○

?

誰かが目の前にいる気配を察知した 目を開けると

シン

妄想で人、殺さないで下さいよ
○○さん

○○

あ、シンくん

彼は朝倉シン 人の心が読める

シン

聞こえてますよ

○○

うぐっ…!ば、バレたか

シン

バレますよ

○○

ところで聞いておくれよー!
なんとこの度私、南雲に
振られました!

シン

………

○○

いやー、玉砕しちゃったよー!
ホントバカだよねー!

シン

……はい、そうっすね

○○

だよねー!もうホントにさ…

頬に冷たい何が通った

○○

あれ…何で私泣いて…

○○

南雲に振られてショックのあまり
感情が溢れ出したのかな…

シン

そうですよ

シン

泣いても今は
変わらないかもしれない
でも…

スッ

私の頬に暖かな指が涙を拭った

シン

俺を南雲だと思って接して下さい

………

○○

え?

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230

コメント

3

ユーザー
ユーザー

次めっちゃ楽しみなんだけど!シンも優しいし、最初は、悲しかったけど最高だし!

ユーザー
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