あれは寒い日のこと 任務を終えた私と南雲は二人で歩いていた そこで私はチャンスとばかり 南雲に話しかけた
○○
南雲
○○
ピタッと足を止めた南雲 そのタイミングで私も足が止まった 後ろを振り向いて私を見つめる
○○
正直期待してた、この反応は…脈アリだと だが、次の言葉で私は絶望に突き落とされる
南雲
○○
頭が真っ白になった しかし南雲は言葉を続ける
南雲
そういうと南雲は私の頭を優しく撫でる
○○
やめて…優しくしないでよ… でも嬉しさが勝る私はクズだな…
○○
南雲
忘れ物なんて下手な言い訳だな
○○
私はダッシュでその場から離れる 一分一秒でも居たくなかった だから私は逃げた
どれくらい走っただろうか
○○
そこで私はへたりこんだ
○○
ハハッと一人でに笑う私 通行人の中には恋人だろうか 笑顔のカップル ここであのカップル殺したら 少しは気が晴れるだろうか…
○○
いやいや、さすがに そこまでするほど 私もバカじゃない ただ妄想で殺せばいっか
私は目を閉じ イメージしようとした その瞬間だった
スッ
○○
誰かが目の前にいる気配を察知した 目を開けると
シン
○○
彼は朝倉シン 人の心が読める
シン
○○
シン
○○
シン
○○
シン
○○
頬に冷たい何が通った
○○
○○
シン
シン
スッ
私の頬に暖かな指が涙を拭った
シン
………
○○
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