A子、B子、C子だけのグループLINE
A子
ねぇねぇ、聞いて
B子
どした?
A子
なんかね。ゆきに『ユウジに好きな人がいないか』って聞いてって頼まれたんだけど、、、
B子
うわぁ、それキツ
C子
それな。人の気持ち考えろよってʬʬʬ
A子
そーだよね。私好きなのに。なのにアイツの手伝いなんかしたくないʬʬʬ
B子
それな、私達はA子の味方だから!応援してる!
C子
うん!
A子
ありがと。でも、一応聞いてみるʬʬʬ
ユウジ、A子の個チャ
A子
ねえ、ユウジ
ユウジ
ん?なんだ?
A子
好きな人、、、いる?
ユウジ
ん、何急にʬʬʬんまぁ、居るよ?
A子
そっか。ちなみに誰?
ユウジ
言うわけねぇーだろʬʬʬんまぁ、同じクラスだけどな
A子
そーなんだ!頑張って!
ユウジ
お、おう。ありがとな
ゆき、A子の個チャ
A子
聞いたよ
ゆき
ありがと!何だって?
A子
同じクラスに居るらしい。
ゆき
そっか。ありがと!
A子
いーえ
A子、B子、C子だけのグループLINE
A子
聞いたらさ。同じクラスにいるだって
B子
おぉー!A子の可能性大!
C子
それなそれな!頑張って!A子
学校。
先生
おはようございます。今日も元気よく過ごして下さい。
クラスの皆
はーい!
ゆき
A子!おはよう!
A子
おは。
ゆき
B子、C子おはよう!
B子
おはよう!
C子
ちょっとB子!!!
B子
あっ、ごめん。A子おはよう!
A子
おはよう!
A子
ユウジ!おはよう!
ユウジ
おう、おは!
女子トイレ
A子
ねぇねぇ。ゆき。
ゆき
どした?
A子
あんた、ユウジのこと好きなんだよね?私のユウジだから。私前からずっと。ユウジの事好きだったんだから邪魔すんな。
ゆき
えっ、ごめん。
B子
そーだよ。A子可哀想。大体お前なんかのことユウジが好きになるわけないじゃん。
C子
それな。まぢキモい
ゆき
ご、ごめんなさい。
ゆき
((スタスタ。涙を拭い逃げ出す))
教室
ユウジ
お、ゆき、わりぃ。授業ノート見してくんね?
ゆき
いいよ!
A子
(『チッ』舌打ちをしながらゆきを睨む。)
ゆき
あ、ごめん。やっぱ見せらんない。ごめん
ゆき
(逃げ出す)
ユウジ
え、あ、ゆき?
5話へ続く