ダッ…!
らっだぁ
コンタミ
レウ
きょーさん
咲優
わけも分からず辺りを歩いてみても 人混みのせいで現在地が全く分からず 混乱に明け暮れていた。
皆のことを探しに行きたいが、 それよりどうしても足の痛さが 勝ってしまい、水族館の端の方で しゃがみこんでしまった。
多分履きなれない靴で 靴擦れをしてしまったのだろう。
迷子になったのは初めてで 何をどうしたらいいかが何も分からず 少し涙が出そうになってしまった。
咲優
みどり
俺は必死に咲優を探した。 あの子はダメだ。 失ってはいけない。 何故だかそんな気がしてならなかった 自分でも言葉より体が動いていたから 何をしていたかなんて分からない。
ただ自分は水族館の中必死に走って 視界を右左へ移動させ 汗を垂らす程探していた。
みどり
頭の中は咲優でいっぱいだった。 自分でも驚く程に。 興味なんて1mmもなかったのに。
その時、見慣れた人影を見つけた。
咲優
私は足が辛くなり、ただ下を俯いていた。
「何があっても諦めちゃいけない」
その時誰かの言葉を思い出した。
誰の言葉かは…忘れたけども。
咲優
私は前を向き、その場所から 立ち上がった。
咲優
その時、水族館は人でいっぱいなのに すごく目立っている見慣れた影がいた
咲優
その声に反応したのかみどりさんはこっちを向き、急いで走り出してきた。
みどり
その時小さな声で「みどりさん」 と呼ぶ声が聞こえた。
その方向に目を寄越すとそこには 咲優がこっちを見て目を皿にしていた
正直笑いそう。
俺は急いで咲優の元へ駆け寄り 思わず咲優の事を抱きしめた。
咲優を見つけた安堵と 無事だったという事実に俺は 深呼吸をする。
咲優
咲優は俺に抱きしめられていたからか あたふたしながらそう訴えてくる。
正直笑いそう(デジャヴ)
でもそんなことより怒りの方が 自分では勝っていた。
1度自分の中から咲優を 手放し、肩をがっちりと掴んだ。
みどり
咲優
みどり
みどり
咲優
みどり
みどり
咲優
みどりさんは私の元に来るなり 突然私抱き締めた。
あまりにも突然の事で私はまた 混乱してしまい、それを訴えようとした
咲優
あ私がそう言ったあと10秒ほど 経ったあとにみどりさんは 離してくれた。
みどり
それを言われると私はぐうの音も 出ず、平謝りをするばかりだった。
咲優
みどり
小さな声でみどりさんはそう呟いてくれた。
みどり
咲優
言い方は強かったものの、 そこにはみどりさんなりの優しさを 感じた。
みどり
みどり
咲優
何故か「そこに」だけを強調 された。
みどり
らっだぁ
みどり
らっだぁ
みどり
らっだぁ
みどり
咲優
私は凄く久しぶりに「愛されている」 というものを実感した。
らっだぁ
みどり
コンタミ
きょーさん
レウ
咲優
らっだぁ
咲優
きょーさん
みどり
私は知ってる。凄く必死に私を 探してくれていたことを。
咲優
みどり
咲優
レウ
コンタミ
きょーさん
らっだぁ
咲優
罪悪感が…
レウ
みどり
らっだぁ
きょーさん
コンタミ
らっだぁ
旅はまだまだ続くようです………
コメント
5件
すこぉぉぉ