怖がりも 好き の1つ

怖がりも 好き の1つ

緑 × 黄

start

お母さんに頼まれ事をされ 、洗濯物を畳む

その時ちょうどテレビで流れていた曲が俺の好きなアイドルさんの曲だったため鼻歌を歌う

すると 、 すちがテレビを消してしまった

ラスサビで1番好きな所を見れずに終わってしまい 、 少し怒るように名前を呼ぶ

生意気な っ "

俺の弟の すち は現在中学2年生

この時期は反抗期だったり思春期だったりで大変だ

小学生の頃はデレデレで " 将来はみこちゃんと結婚する.ᐟ‪ " とか可愛いことを言っていたのに

いつの間にかすちから貰う言葉は " うるさい " とかの暴言ばかりだった

リビングに入ってきたお母さんが俺たちの言い争いを見て また .ᐣ と顔をしながら止めに入る

学校に付き 、 ふたりと話している時に無言の時間になる

その時にすちから連絡が入りため息をつく

すると 、 2人が俺のため息を聞いて心配をしてくれた

はぁ … ともう一度深くため息を吐く

すちは 、 頭が良くて料理もできておまけに運動もできる

そんなすちは見事に男女関係なくみんなに好かれていて 、 羨ましく思える

俺はお弁当忘れるほどの人だよ ……

家から帰ると 、 すちの靴があり部屋を訪ねる

ドアを半開きにして覗くように俺を睨む

睨まれてる 、、、

そういうと 2人きり .ᐣ と嫌そうな顔をしているのがわかる

オムライスって …、

出来たっ 、

机の上にケチャップとオムライスを置き 、 すちの部屋をノックする

すると 、 ご飯ができたことがわかったのか無言で座って小声でボソッといただきます と言いオムライスを食べる

その姿はほんとに子供っぽくて可愛く思えた

かわいっ （ 笑

水を注ぎ 、 机に置くと同時に俺もオムライスを食べる

わ … 美味しくできたっ

良かったぁ 、

外は雨が降っていて 、 風の音も聞こえる

少し怖さもありつつも 、 兄として怖がっている姿を見せられないと強がる

皿を洗ってくれたあと 、 風呂を沸かして部屋に戻ってしまった

ちゃんと風呂も沸かしてくれるんや …

すちの不器用な優しさに微笑みつつも 、 俺も残りのオムライスを食べた

風呂から出て 、 机を拭く

さっきよりも天気が悪いのが分かり早く寝ようと台布巾を素早く動かす

ｺﾞﾛｺﾞﾛ となる外に恐怖心を抱く

天気 、 ほんまに悪いな

台布巾を絞り 、 干し終えるのと同時に大きな雷の音が聞こえてきた

生まれて初めて大きな雷の音にびっくりしてその場でしゃがむ

すると 、 すちも音を聞いたのかリビングへ来た

目元が暑く涙目で 、 すちには見せられないとしゃがんだままで居る

するともう一度雷の大きな音がする

しかしこれだけではなくそれと同時に停電してしまった

当たりが暗くなったのが分かり 、 見渡すがすちがどこに居るのか分からないくらい暗くなった

スマホも部屋で歩くのが危険だとわかりそのまましゃがむ

しかし 、 暗いのは嫌いなためすちを呼ぶ

いつもとは違う声色で呼んだため 、 すちも少し困惑している

図星をつつかれてしまい 、 色々感情が爆発して泣いてしまった

産まれて始めてみこちゃんが弱っているところを見て困惑する

ほ 、 ほんとに泣いてんの 、 .ᐣ

部屋が暗くて見えないため 、 ほんとに泣いてるか分からないがみこちゃんの嗚咽を聞くと焦ってしまう

と… りあえずブレーカー上げるか 、

数歩歩くと 、 みこちゃんはそう言う

足音で俺が歩いたのがわかったのだろうか

そう言われ固まっていると 、 服の裾を掴まれる

ずっと弱々しく俺の名前を呼ぶみこちゃん

みこちゃんにバッグハグをされ数分そのままになる

すると 、 急に部屋の電気が付いた

後ろを振り向きみこちゃんの顔を見る

すると 、 とても顔を真っ赤にして涙目なみこちゃんが居た

顔を隠されてしまい 、 みこちゃんの可愛い顔が見れなくなってしまった

みこちゃんの両腕を掴み無理矢理顔を見る

するとさっきより赤くなっているのがわかった

やば、 みこちゃん可愛すぎるっ 、❤︎