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あぁ、僕ってなんで生きてるんだっけ

ジミン

ふふ、ッ

何がおかしいんだ

ジミン

、、、

おい!

何がおかしいんだって聞いてんだよ

ジミン

こんな地下に何年も監禁されてたから、

ジミン

頭おかしくなっちゃったみたい

気色悪いな

ゴッ

ジミン

ッ、、、

痛いか?まだ痛みは感じるんだな?

ほら、泣き叫べよ

誰も来ねぇからよ!!

ガッ

ジミン

ッ、、がはッ、

ほら泣けよ、泣けって

もう助けてくれる母さんはいない

寂しいだろ!苦しいだろ?!

ガッガンッ

ジミン

ッ、、かはっ、げほ

お前が殺したんだ!

お前が死ねば良かったのに!!

僕ここで死ぬのかなぁ

意識を失いかけたその時、君は来てくれたね

ガチャッ

誰だ!どうやって入っ、、

バン

一瞬で終わった

僕を解放してくれた

ジョングク

逃げないんですか?

ジョングク

あぁ、逃げれないのか

僕に繋がれていた鎖をそっと外してくれた

ジョングク

あなたがこの人のひとり息子のジミンさん?

ジミン

はい、

ジョングク

残念ながらあなたを殺せとは言われてないので、

ジョングク

これで失礼しますね

ジミン

ッ、、ちょっと待ってください!

ジョングク

何ですか?

ジミン

僕を、殺してください

大嫌いな父親が死んで、思い残すことは何もない

早く母に会いたい

ジョングク

さっきも言いましたが、あなたを殺せとは言われてないんです

ジョングク

それに、俺は指示にないことはしません

ジョングク

死にたいなら他に頼むか自殺してください

ジミン

、、、取り引きしましょう

ジョングク

取り引き?

ジョングク

どんな?

ジミン

僕の父親、大手企業の社長ですが裏でとんでもない事して色んな人の恨み買ってたんでしょう?

ジミン

それで殺された。だけどその会社は誰が継ぐ?僕しかいない。

ジョングク

そうですね

ジミン

あなた、殺し屋みたいなものでしょう?標的が有名、あるいは世間に需要があればある程、貰える金額は上がるはずですよね

ジミン

僕が会社を継ぎます

ジミン

そして僕を殺してください

ジミン

これでどちらも利益が得られますよね

ジミン

僕は死ねて、あなたは貰える額が上がる

ジョングク

、、、いい提案ですが、1つ、見落としていませんか?

ジミン

なんですか

ジョングク

殺されるには、死に値する罪を犯さなければいけない

ジョングク

誰かの恨みを買わなければ俺たちは動けないんですよ

ジミン

、、、それは何とかします

ジョングク

いいでしょう

ジョングク

取り引き成立ですね

ジョングク

この後、”清掃係”がこの死体を自殺に見せかけるために来るので、移動した方がいいですよ

ジョングク

ではジミンさん

ジョングク

俺はこれで失礼します

紙切れを僕に渡して、彼は去っていった

ホテルのベッドの上で、彼に渡された紙切れを見つめる

その紙には、

「Noface 1135 ジョングク」

と、書かれていた

ジミン

ジョングクはきっとあの人の名前だよな、、

ジミン

ノーフェイスってなに、

ネットで調べてみると、怪しげなサイトに繋がった

暗証番号がないと入れないみたいだ

ジミン

あ、、もしかして、

紙に書いてあった1135をいれると、入ることができた

ジミン

ご親切にどーも、

ジミン

えーっと、、世界三大マフィアの1つがこのNofaceっていうグループ、、

え、もしかして僕とんでもない人達に手を出してしまったのでは、、?

ジミン

殺人依頼は1000万円から、、

ジミン

じゃあ、僕の父親には1000万円以上かけられてたってことか、

僕もそれぐらいの額かけられるんだ、

ジミン

、、これは取り引きだ

ジミン

少しでも額が増えるようにしないと、

父が死んだことが世間に知られ、

僕は無事に社長となった

秘書

社長、午後からの話し合い出席されますか?

ジミン

あぁ、うん

ジミン

出るよ

秘書

何かありましたか?

ジミン

え?

秘書

元気が無いように見えたので

ジミン

そうかな?疲れてるのかも、笑

秘書

そう、ですか

秘書

ちゃんと休んで下さいね

ジミン

うん、ありがとう

はぁ、、社長って大変なんだな

今まで監禁されてたし、勉強もろくにしてこなかったけど、

数週間ずっと勉強してたら意外となれるものなんだな

男性

先ほど手渡しさせて頂いた資料をご覧下さい

男性

弊社ではこのような取り組みを行っているのですが、ジミン社長、

男性

御社の協力が得られれば、もっと成長出来ると思っています

ジミン

それは、この会社にも利益がありますか?

男性

もちろんです

ジミン

この会社に多くの利益が欲しいのですが、、、

ジミン

この企画は受け入れられません

男性

なぜですか、?

ジミン

スア秘書、席を外して貰えるかな

秘書

はい

バタン

ジミン

先ほど言ったように、企画は受け入れられません

ジミン

ですが、

ジミン

この会社に協力してくれるのなら、資金をお渡しすることに加え、より良い契約を結ぶことも可能になります

ジミン

どうしますか?

男性

しかし、この企画がなければ弊社は他の会社に頼りきりになってしまうので、、

ジミン

(それが狙いなんだよなぁ)

ジミン

その事に関しては、私の会社が責任を持って支えていくので心配は要りませんよ

男性

ですが、、

ジミン

(はぁ、、めんどくさ、)

ジミン

私のサイン1つであなたの会社、そしてあなた達を支える会社を消すことも出来るんですよ、?

男性

ッ、、、それは、脅しですか、?

ジミン

あはは、脅し?そんなものじゃないですよ、、

ジミン

それでは質問の仕方を変えましょう

ジミン

協力、しますか?

男性

(ゾッ)、、、します、

ジミン

ありがとうございます

ジミン

あ、それと、今回のことは口に出してはいけませんよ?もし、誰かに話したら、

ジミン

消えてもらいますからね

男性

はい、

秘書

社長に用事がある方が来ていますが

秘書

通しますか?

ジミン

うん、通して

ガチャ

秘書

お入りください

ジョングク

失礼します

ジミン

ッ!あなたは、、ッ

ジョングク

秘書さん、席を外して貰えます?

秘書

はい

バタン

ジョングク

随分と恐ろしい社長になったようですね

ジミン

どうしてここに、

ジョングク

どうしてでしょう、

ジョングク

強いて言うなら、手助け、ですかね

ジミン

なんのために、

ジョングク

俺はたっくさん利益が欲しいんです

ジョングク

それに、

ジョングク

あなたのことが気に入ったんです

ジョングク

ジミニヒョン

ジミン

は、?

ジミン

ヒョンだって?

ジョングク

俺の方が年下なんで

ジミン

いくつ?

ジョングク

俺22です

若ッ、、

ジミン

お前、マフィアなんだろ?

ジミン

こんなとこにいて良いのかよ

ジョングク

大丈夫ですよ、俺、強いんで

ジミン

あっそう、

ジョングク

あ、でもこれは覚えていてください

ジミン

ジョングク

ヒョンは俺に助けられたんです。俺の意思ですけど、あんまり調子に乗ると痛い目みますよ

ジミン

助けてくれたのは感謝してる

ジミン

だけど調子に乗るようなことはしないよ

ジミン

僕はやるべき事をやって早く死にたい

ジョングク

ふふ、ヒョンのそういう所が気に入ったんですよ

ジミン

何言ってるか分かんないけど、どう手助けするつもり?

ジョングク

俺がヒョンの秘書になります

ジミン

え、でもスア秘書が、

ジョングク

あぁ、彼女、この仕事失ったら何も出来ませんねぇ。病気の妹も助けられなくなる

ジョングク

恨みを買うチャンスですよ

なんでこいつスア秘書のことこんなに知ってるんだ、?

本当に悪魔みたいな男だな

ジミン

分かったよ。彼女はクビにする

ジミン

明日から働いてもらうから今日は帰って

ジョングク

では”社長”また明日

気味悪い

マフィアだから仕方ないか、

ジミン

はぁ、、疲れたぁ、

ジミン

社長やめたい、

あれ、社長、お帰りですか

あ、この人は確か社員の、

こんな時間までお疲れ様です

ジミン

あ、ありがとう

社長、

ジミン

え、ッ

男の手が僕の腰にまわされ、そのまま壁に追い詰められた

俺、社長に一目惚れしました

ジミン

ちょ、ッやめてよっ!

社長好きです!俺のものになって下さい!

ジミン

やめっ、、んぅッ

無理やりキスをされ、離れようとしても力が強くて離れられない

このままだと犯される、

ガッ

ッ、、

バタッ

ジミン

え、、

ジョングク

大丈夫ですかヒョン

なんでジョングクが、、

ジョングク

あーぁ、ちょっと殴ったつもりが殺しちゃったじゃないですか、

ジミン

えぇっ?!

ジョングク

なんて報告すれば、、絶対怒られる

ジミン

なんで助けてくれたの、?

ジョングク

何でって、、何となくですよ

ジミン

、、、は?

ジョングク

別にほっといても良かったんですけど、なんかこんなヤツに犯されるのは可哀想じゃないですか

ジミン

そんな理由かよ、、

ジミン

なんでここにいるの

ジョングク

ちょうどこの会社に標的がいたので、、って、この人だ!

ジョングク

なんだ怒られなくて済むじゃん

ジミン

さっきから怒られるって誰のこと?

ジョングク

こわーいヒョン達ですよ

ジョングク

一緒に来ますか?会わせてあげますよ

ジミン

えッ、、

ジョングク

はいはい車乗って。行きますよ

僕、大丈夫?

何されるの、、?

ジミン

あ、助けてくれたのはありがとう

ジョングク

助けたつもり無いですけど

ジミン

ッ、、、(怒)

助けてくれたのは殺し屋さん。

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コメント

1

ユーザー

今日も最高すぎます🤤 流石ちょんじょんぐく、強いなぁ💪

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