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かなほ

スタート

かなほ

ゔぅ

かなほは今むかしの夢を見ている

えっ?どんな内容かって?

それでは初めから見せましょう

それではいい?夢に

かなほ(むかしの)

お母さん!お父さん!

かなほ(むかしの)

見てみて!

そう言いながら私は自分の手の中にある人形を触れずに動かしていた

それを見て父と母は驚きつつも優しい顔で

お母さん

すごいねぇ

お父さん

お前はご先祖に選ばれたんだなぁ

かなほ(むかしの)

みんなにも教えてくる!

お母さん

お母さん

それはダメ

かなほ(むかしの)

なんでダメなの?

お父さん

ならぴくとくんには言ってもいい

お父さん

だからお願い

その時の私はダメと言われた理由が分からなかっただってまだ幼稚園児なんだから

でも父と母の悲しげな瞳でその時は理解したように思っていた

それから私はしばらくして小学校1年生になった

かなほ(むかしの)

お母さん、お父さん、

かなほ(むかしの)

ほんとに行くの?

お母さん

大丈夫!来年には帰ってくるから!

かなほ(むかしの)

そうだよね!待ってるね!

お父さん

嗚呼いい子にしてるんだよ!

かなほ(むかしの)

はーい!(˶' ᵕ ' ˶)

それから小学校は楽しいけど

帰った時は少し寂しかった

けどそんな時はぴくとお兄ちゃんが構ってくれるから泣いたりはしなかった

けどある日の出来事で

友達?

うわぁん

友達?

痛いよぉ

かなほ(むかしの)

大丈夫?

友達?

ヒックヒック

かなほ(むかしの)

痛いの痛いの飛んでいけ

かなほ(むかしの)

(あっ約束破っちゃったどうしよう)

かなほ(むかしの)

(でも大丈夫だよね)

友達?

痛くない?

友達?

き、、、、わ、、い

かなほ(むかしの)

え?

友達?

気持ち悪い!

それから私はずっといじめられた

私はただただ泣きわめくことしか出来なかった

そんなある日電話が掛かってきた

プルルルルルル

かなほ(むかしの)

かなほ(むかしの)

もしもし?

電話の人

えっと君は娘さんか

電話の人

君のお父さんお母さんが先日

電話の人

"人を庇って"お亡くなりになりました

かなほ(むかしの)

え?

その後色々話をされたが

悲しみで何も聞き取れなかった

そこから私は何かが吹っ切れたかのように学校に行った

かなほ(むかしの)

ぴくとには色々「本当に大丈夫か?」など言われたがどうでもいい

かなほ(むかしの)

行ってきます

かなほ(むかしの)

(嗚呼また暴力か、)

いじめっ子たちは暴力をしてキャッキャ笑ってるそれを見てたらいてもたってもいられなくて

かなほ(むかしの)

(何もかも、コワシテシマイタイ)

かなほ(むかしの)

(ガタッ

いじめっ子

!?急に立ち上がるなよ!

かなほ(むかしの)

_____さ_

いじめっ子

かなほ(むかしの)

うっるさい!

そこからはわたしの魔法は暴走した

いや魔法というより私自身が暴走したと言う方が正しいのだろう

かなほ(むかしの)

あれ?何してたんだっけ

クラスは半壊状態クラスメイトは皆隅でガタガタ震えている

かなほ(むかしの)

__________

かなほ

(あれ?私なんて言って、)

か__

カナ!

ぴくと

カナ!

かなほ

!?

かなほ

ぴくと?

ぴくと

良かった

ぴくと

カナ魘されてるみたいだったから

かなほ

ありがとう

ここで昔の話は終わり

えっ?最後に何を言っていたって?

それは言えないのじゃおっと今のはなかったことに

それじゃあヒントをあげよう

絶望の言葉を表すひとつ、かな?

それではおさらばしましょう

さよならじゃ

過去の涙

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