テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
4件
三重優しすぎやろ惚れてまu(((((殴 それはそうと、三重の笑顔は世界を救う…!(?) 近畿多くて嬉しいっす! これからも投稿頑張ってください!!
今はもう昼間になっていて、外はとても明るかった
三重くんは僕と手を繋いで歩いてくれたが、途中で足が疲れて動かなくなって来て、結局おぶってもらってしまった
香川
三重
そう言って僕を下ろしてくれた
昨日の夜から何も食べてない…朝ご飯も食べずに昼になっちゃった…
お風呂も入りたいけど、流石に迷惑だと思い、黙っていた
ぐぅぅぅぅ…
香川
僕のお腹が大きな音を立てて鳴った
こんな音が鳴ったら、流石に三重くんも気付いてしまう
迷惑掛けたくないのに…大阪くんと東京さんの喧嘩を止めるために急がないといけないのに…
三重
三重
香川
何も答えない僕を見て、心配そうに首を傾げる三重くん
料理したら体力だって使うかも知れない
三重くんには体力を温存しておいて欲しいのに、僕の空腹のせいで体力を削るわけにはいかない
三重
香川
三重
それを聞いて、三重くんは不思議そうに僕を見つめてくる
理由を話すと、三重くんは笑い出した
三重
三重
三重
三重
三重くんは笑顔だった
僕は気持ちが曇っても、三重くんの笑顔を見ると安心することが出来る
優しい言葉をかけてくれるのだから尚更だ
今くらいは、甘えてもいいのかな…?
三重
三重
僕の心を読んだかの様に甘えてもいいよと言ってくれる三重くんは、僕の光だった
僕が今したいことは、お風呂に入ることと、ご飯を食べることと、少しだけでいいから、寝たい
それを三重くんに伝えると、優しく笑って、了解してくれた
三重
三重
あぁ、やっぱ三重くんの優しさに感謝だな…
今の僕は、三重くんがいないと何も出来ないな
早く自分でなんでも出来る様にしたいな
家の中は電気は消えていて、カーテンも閉まっていたから薄暗かったが、今はこの方が落ち着く
三重くんがお風呂場から小走りで戻って来た
三重
香川
三重
三重くん、僕の好物知ってるんだ、それでうどん作ってくれる…やっぱり優しいな
僕は何も出来ないのに、何も力になれてないのに…
三重くんの笑顔を見ると、僕の行く先を照らしてくれているように、心が楽になる
三重
香川
三重
三重くんはそう言うと、毛布と枕を持って来てくれた
毛布は暖かくて、微かに三重くんの匂いがした
三重くんが抱き締めてくれた時の、あの温もりに似ていた
三重
香川
三重くんの手で優しく頭を撫でられて、眠気が襲って来て、すぐにウトウトし始めてしまった
撫でられている頭が気持ちよくて、強烈な眠気には流石に勝てなかった
そして、そのまま意識を手放した