sakura
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目眩や吐き気、頭痛を自覚するようになったのは、中学2年のころだった。
ただの風邪だって思ってたのと、所属してたバスケ部の活動で忙しくて、直ぐに病院に行かなかった
そして、高校1年の始業式の朝…
青
青
青
お母さん
青
お母さん
どんどん強くなる痛みのせいで、お母さんの問いかけにも答えられなくて…
遠くでサイレンの音が聴こえたのを最後に、意識を手放した
青
青
お父さん
お母さん
お姉ちゃん
青
青
診察室
お医者さん
青
お医者さん
青
突きつけられた現実を信じることなんて出来なくて…
気づいたら、入院しながら治療を進めていくことが決まっていた
それから直ぐに入院生活が始まった
看護師
青
看護師
青
病院のベットに自分がいて、当たり前に看護師さんが様子を見に来ることが、不思議でたまらなかった
だけど、点滴の痛みとか、味気ないご飯を食べてたら、だんだん現実なんだって理解し始めた
数日後…
青
青
青
青
青
青
青
青
青
お母さん
青
お母さん
お父さん
お母さん
青
青
青
青
青
青
受け入れられずにいたことたちが、容赦なく頭の中に流れ込んでくる
これは現実なんだって頭では分かってても、心が追いついてなかったんだ…
僕はお父さん立ちに気づかれないようにこっそり自分のベットに戻った
それから、たかが外れたように泣いた
ひとしきり泣いたあと、無理して作ったような笑顔を浮かべてお父さんたちと主治医の先生が病室に入ってきた
お医者さん
青
お医者さん
青
お医者さん
青
次の日
青
青
看護師
青
青
青
お母さん
青
お母さん
青
お母さん
秋
お医者さん
お母さん
青
青
お母さん
青
お母さん
青
青
青
お母さん
数日後
お医者さん
青
お医者さん
お医者さん
両親が隣で、息を飲んだ気配がした
お医者さん
青
指先が冷たくなっていくのを感じる
お医者さん
お母さん
僕はお父さんとお母さんが泣いている姿を、呆然と眺めることしかできなかった
sakura
sakura
sakura
コメント
4件
初コメ失礼しまア゙ア゙ア゙ア゙ア゙す主様の小説最高でございます(˘ω˘)1人でハート1000位にしちゃいそう☆これからも応援していまア゙ア゙ア゙ア゙ア゙す
最高だったから100にしといた☆