sakura
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数日後
僕は残りの時間をどう過ごすのか伝えるために、家族3人を病室に呼び寄せた
お父さん
お母さん
お姉ちゃん
青
青
僕の言葉を聞いて、みんなが弾かれたように顔をあげる
お父さん
青
青
青
お母さん
青
お母さん
青
青
青
青
青
お母さん
青
お姉ちゃん
お父さん
お母さん
お父さん
青
お母さん
お姉ちゃん
青
お母さん
青
青
お母さん
青
お母さん
青
青
青
青
青
青
青
深く頭を下げて望んだ願いは、最終的に聞き入れられた
この時伝えたことは全て本心
でも言わなかったことが2つある
1つ目は、一人暮らしを望んだもう一つの理由。 家族に、僕の死を受け入れる準備をして欲しい。僕のいない生活に慣れて、本当にいなくなった時の悲しみが軽減されればいい
2つ目は、高校では極力1人でいるつもりだということ。 普通の男子として過ごしたかったけど、病気が発覚する前と全て同じってわけにもいかない
きっと僕は、これを家族に言うことはないと思う…
4月
住む家と行く学校を決めて、ウィッグを被らなくても外を歩ける程度に髪も伸びた
青
そう決めて、僕は今までとは違う学校で高校2年生へと進学した
残された時間は、あとわずか
sakura
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