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この作品は狂気山脈再びのネタバレが 含まれております。 またご覧になってない方は閲覧を 控えてください。
また1部主の妄想が入っております。 苦手な方は見ないでください
それでも良いって方は タップしてください。
コージー・オスコー
それが彼の最期の言葉だった
彼は助走をつけて飛んで行った
木吉 晴
木吉 晴
コージーに続いて晴君も 飛んで行った
弘中 睦月
コージー、晴と続いて 睦月君も飛んで行った
払々
俺は飛ぶ準備をした
払々
そう言って俺は勢いよく飛んだ
コージー視点
コージー・オスコー
俺はそう言って飛んだ
初めは順調に降りていた
だが、山は俺を「逃がさない」っとでも 言うかのように迫りくる
俺は避けていった
だが避けきれずに俺は岩肌にぶつかり山に戻された
コージー・オスコー
ぶつかった場所が痛い
燃えるように痛い
立ち上がれない
コージー・オスコー
少し眩しい
俺は目を閉じた
アイツらとの思い出を思い出した
こんな所で死ねない
死にたくない
だが俺にはもう体力がない
コージー・オスコー
やっぱりこの山は"普通"じゃない
すると見慣れたやつが 山脈から降りていく姿を見た
それは
睦月だ
彼は俺に気づいたのか こっちを見ている
霞んで顔がよく見えない
あいつの事だろう…きっと 酷い顔をしている
俺は精一杯の力で手を挙げ
大きく手を振った
そして小さく呟いた
コージー・オスコー
そう言って俺は再び目を閉じた。
コージー・オスコー LOST