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死にたがり少女

第1話 - 第一章

2025年06月19日

#JK

KURAGE

これは死にたがりの少女の話である

水樹

…はぁ…

紫乃

水樹、どうしたの？

水樹

いや…少しだるいだけ

紫乃

そっか…なんかあったら相談してね

水樹

…うん

水樹

（死にたいなんて相談できるわけない…）

水樹

（早く帰ろ…）

錬

あれ？水樹じゃん、久しぶり

水樹

…錬…久しぶり

錬

…どうしたの？

水樹

何もないけど…

錬

…変な噂が流れてたけど…

水樹

…そっか

錬

…大丈夫？

水樹

大丈夫だけど…じゃあ、またね

錬

…うん、またね

水樹

…ただいま

水樹の母

あら、おかえり

水樹

…男のとこ行くの？

水樹の母

よくわかったわね。
夜ご飯は机の上に置いてある1000円で買うかなんかしてくれる？

水樹

…わかったよ

水樹の母

じゃ、行ってくるわね

水樹

…行ってらっしゃい

私の親は、母親だけだ父親は私が中1の頃に家を出て行ったそれから母親は、男遊びに夢中になったもう、全てが間違ってる

水樹

ほんと…全部大嫌い…

熾月

お姉ちゃん…おかえり

水樹

…しず…き…いたの…？

熾月

今、帰ってきたとこ

水樹

…そっか

熾月

…お母さんは…？

水樹

…買い物

熾月

そっか…

水樹

自分の部屋に戻りな

熾月

うん…お姉ちゃんはどこか行くの？

水樹

…もしかしたら出かけるかもね

熾月

…わかった

2時間後

水樹

（夜ご飯…買いに行かないと…）

水樹

熾月…？少し、夜ご飯買ってくるね

熾月

わかった、待ってるね

水樹

…勉強してたの？

熾月

うん、そろそろ中間テストでしょ？

水樹

偉いね…私も勉強しないとな…

熾月

…無理はしないでね？

水樹

わかってるよ…じゃあ、行ってくるね

熾月

行ってらっしゃい、気をつけて

熾月は、双子の妹で同じ氷室学園に通っている成績優秀で可愛くて性格もいいこんな私とは真反対である

水樹

…熾月は…人生楽しいのかな…

紫乃

それやばくない？

錬

やばいよなぁ…

紫乃

いや、やばいってw

水樹

…紫乃に…錬…？

2人は私に気づいていないようだった私は、2人と話したくなかったなんで心配してくれてる2人と話したくなかったのかは、今でもわからないただ、2人から逃げるようにコンビニに向かった

水樹

…これと…これ…後はお会計かな…

水樹

（熾月…このお弁当食べるよね…多分…）

レジの店員

いらっしゃいませ、レジ袋はご必要ですか？

水樹

…はい…お願いします

レジの店員

…はい、ありがとうございました

水樹

…ありがとうございます

私は店員さんからレジ袋に入った商品を手に取り、急いで家に向かった

水樹

ただいま…

熾月

おかえり、お姉ちゃん

水樹

遅くなってごめんね

熾月

大丈夫だよ。買ってきてくれてありがとう

水樹

じゃあ、食べようか

熾月

うん！

熾月

わぁ！美味しそうなお弁当！

水樹

どっち食べたい？唐揚げ弁当か、生姜焼き弁当…私はどっちでもいいよ

熾月

う〜ん…生姜焼き弁当かな

水樹

熾月、生姜焼き好きだもんね

熾月

うん、だって美味しいんだもん！

水樹

そっか、じゃあいただきます

熾月

いっただきま～す！

水樹

（元気だな…）

30分後

水樹

…あぁ…ほんとに…生きててもいいことないな

水樹

親にこき使われるし…皆には迷惑かけるし…

錬

不在着信

水樹

あ…錬から不在着信だ…

水樹

何で急に…どうしたんだろう…

水樹

…さっき見かけたばっかりで気まずいよ

水樹

（もういいや、寝よ…）

水樹

…大変なこと…？

水樹

（とりあえず、アプリを開いてみるか）

水樹

…え？

KURAGE

さて、皆さんどうだったでしょうか

KURAGE

次回の第二章は、♡が30押されたら公開しますね♪お楽しみに！では、次の第二章でお会いしましょう！

紫乃

またね〜

錬

またな

水樹

…寝てくる、またね

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