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勿忘草
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勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草
遠い遠い時の果てそこに住まう人は皆、永遠の命を持つ世界での話 赤い実の成る木の下、生まれながらに死の呪がかけられた
少女の話
街外れ赤い実のお菓子屋にて
日帝
日帝
日帝
日帝
日帝
街の人達
街の人達
日帝
日帝
日帝
日帝
日帝
日帝
そして誰もが知らぬふりをした
何故なら少女は呪われてるから
死んだ世界で唯ひとり生きていた少女の話
日帝
日帝
日帝
日帝
日帝
街の人達
日帝
お菓子を踏みゆく人達 平気な顔してさ
ナチ
日帝
惨めに拾い集める
ナチ
日帝
ふともう一人の手が
ドロドロのパイを徐に口にいれて
ナチ
日帝
ナチ
日帝
その声で心は溢れたまるで輪郭を描いたみたいだわ
ナチ
そして彼は手を差しだした
何故なら少女に呪われてるから
死んだ世界で唯ふたり生きていた遠い物語
日帝
ナチ
日帝
日帝
ナチ
ナチ
日帝
日帝
ナチ
日帝
日帝
日帝
ナチ
ナチ
日帝
ナチ
日帝
ナチ
日帝
日帝
ナチ
日帝
日帝
ナチ
街の人達は哀れむ、赤い実を食べて呪われた者を 永遠に生きられずに死ぬのさ
嗚呼なんて可哀想な話
二人は笑う それでも笑う
日帝
ナチ
もう声は届かないのね、まるで透明になったみたいだわ
そして誰もが知らぬふりをした 何故なら…
世界が呪われてるから
数年後
街の人達
街の人達
日帝
ナチ
街の人達
街の人達
日帝
ナチ
日帝
ナチ
街の人達
永遠の呪は解かれていた
まるでふたりの方が狂ったみたいだろ
ナチ
日帝
そしてふたりは笑うように眠る
何故ならふたりは放たれてるから
死んだ世界で唯ふたりだけが幸せだった
勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草
勿忘草