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四月。ボクは海南中に入学した
この街に来たのも全部が初めて
人見知りの多いボクが馴染めるかは一目瞭然だった
夏帆
小学校でも仲の良い子はいない
話してくれる子はいない
遊ぶ子はいない
いつも一人ぼっちのボクだった
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
ボクはそう心に決めた
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
その時のボクは、そんなことを考えていた。
この先になにがあるかなんて、考えることすらせずに
入学式、当日
そんなことを思っていたけど、世の中不思議なもので。
ボクが根暗な道に進むことは なかったんだ
蒼
蒼
蒼
夏帆
偶然隣になった神谷くんがボクに話しかけてきたのだ
しかも、とても積極的に たくさん。
蒼
夏帆
夏帆
ボクが消え入りそうな声で言うと、
蒼
彼は茶化すことなく、ちゃんと聞き取ってくれた
蒼
蒼
蒼
夏帆
蒼
蒼
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
ボクはさっきよりずっと小さな声でボソッと言った
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
夏帆
彼の言った言葉はボクの予想とかけ離れていた
蒼
蒼
夏帆
蒼
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
蒼
蒼
蒼
蒼
蒼
な?と神谷くんは聞いてくる
夏帆
夏帆
蒼
そう呟く彼を見て、ボクは一応うなずいた
夏帆
蒼
蒼
蒼
蒼
蒼
そう言って神谷くんは笑顔を向けてくれた
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
蒼
夏帆
蒼
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
ニコッと無邪気に笑った蒼を見ていたら、
ドキッ
そう胸が鳴った
夏帆
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
そのあと、
ボクは担任の先生からの伝達事項を聞く間
ずっと混乱していた
夏帆
夏帆
夏帆
先ほどの蒼の無邪気な笑顔を思い出す
するとなぜか、
カァァ……////
と頬が赤くなったのがわかった
それにより、余計にボクは混乱していった
夏帆
夏帆
夏帆
友達初心者にはなにもわかりません。
ここからゆっくり、この気持ちを探していくことにしました。
入学式から数週間後
ボクには友達と呼べる人が 蒼しかいない
夏帆
夏帆
蒼は初めにボクが思った通り 明るく、元気でクラスの中心人物になっている
だからこそ、不安なこともある
先日、蒼が手伝いに行かされ、それを待っている時
クラスメイトのそこそこカースト高めの男子が寄ってきた
モブ(カースト高)
夏帆
モブ(カースト高)
モブ(カースト高)
モブ(カースト高)
モブ(カースト高)
夏帆
夏帆
モブ(カースト高)
モブ(カースト高)
モブ(カースト高)
モブ(カースト高)
ボクは彼らにそう言われた
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
そんなことを考えていると、机をドンッと軽く叩かれた
思わず、ビクッと体を竦める
でもこの数週間で、こーゆーことには慣れた。
彼は少しだけ元気(体力)が有り余っているらしい
蒼
蒼
夏帆
蒼
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
蒼
蒼
蒼
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
ボクの言葉で蒼の顔から笑顔が消えたことに
ボクは言わなくちゃ、と焦って気が付けなかった
だから、そのまま話を進めてしまった
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
言い終えてから、体がガクガク震える
そのことを蒼に悟らせないように必死だった
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
蒼
蒼
ボクは俯いてて気がつけない
その時、蒼が悲しげな寂しげな目をしてたことに
気がついてあげられなかった
夏帆
蒼
蒼
夏帆
蒼
蒼
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
蒼は安心したような笑顔を浮かべた
蒼
蒼
蒼
蒼
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
蒼
蒼
蒼
蒼
「な!」と、蒼は笑いかける
ドキッ
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
その日の放課後。
ボクは蒼に言われて、昇降口で蒼のことを待っていた。
夏帆
夏帆
蒼
夏帆
後ろから思いっきり抱きしめられ、体がすくんだ。
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
蒼
蒼
蒼
夏帆
夏帆
後ろから飛びつかれた時は大抵打たれたり、殴られたりしたから……
そうなるのかもしれないと思うと
とてつもなく怖くなって
ボクは泣きかけてしまった
というよりは、泣いてしまった
夏帆
蒼
蒼はボクの背中をさすって、ベンチに座らせる
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
蒼はボクが泣き止むまで
ずっと待ってくれた
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
蒼
ビクッ
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
蒼
蒼
蒼
蒼
夏帆
蒼
蒼
蒼
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
そう、蒼に抱きつかれるのは 嫌じゃない
友達同士でそう思うのかとか わからないけど
少なくとも、蒼に対して嫌だ とかは感じなかった
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
蒼
蒼
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
真面目に話していたらなんだか照れ臭くなって
最後の方は少しあやふやに? してしまった
蒼
蒼
夏帆
夏帆
蒼
蒼
蒼
蒼
蒼
ドキッ
夏帆
カァァ……////
自分の頬が赤くなるのがわかる
好きでいてくれると嬉しい?!
と、というか、お前″も″!?
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
ボクは後から思えば本当によくわからないけれど
ヤケクソになっていた
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
夏帆
カァァ……////
少し、蒼の頬が色づいている きがする
夏帆
夏帆
夏帆
蒼
夏帆
ボクは蒼の顔を覗き込む
どーしたんだろ?
カァァ……////
蒼の耳まで赤くなる
夏帆
蒼
蒼
蒼
蒼
蒼
そう言って
あぁぁ〜っ!!
と、蒼は顔を隠してしまう
夏帆
夏帆
蒼
蒼
夏帆
夏帆
ボクらはそのあと、二人で一緒に帰った
先ほどのことを二人で謝りあって、
少し楽しくお喋りをしながら。
コメント
1件
初の恋愛(そしてBL?)なので下手かもしれないです。よろしく