私の名前は咲良ちよこ
高校二年生
みんなからはちょこって呼ばれている
いつも電車通学なのだけど
この前、痴漢から助けてくれた男の子がいるの。
その男の子は同じクラスの
酒井虎太郎
スポーツ万能で、
頭もいい
顔もいい
ので、女子大人気NO.1なの
そんな彼に助けられたわたしは
一瞬で恋におち…
…
落ちるはずだった
だけど、
あの人がいた。
まさか、同じ車両に乗っていただなんて
思ってもみなかった。
虎太郎
咲良ちよこ
あの日から酒井虎太郎は
わたしにも話しかけてくれるようになった。
こんなかっこいい男子が隣にいたら誰でも胸がドキドキするだろう
だけど、
いまのわたしは
酒井くんへ対してではなくて、、
正貴
正貴
あの人
正貴
正貴
正貴
あの人
正貴
正貴
あの人
正貴
あの人
正貴
正貴
正貴
あの人
あの人
正貴
あの人
正貴
またやってる(笑)
あの人といつも一緒にいる男子の名前はわからない。
けど、その男子があの人のことを
''りん''と呼ぶから
あの人の名前はりんって言うんだろうな。
りん、りんたろう、りんご、、ん?りんご?いや、ないかそれは
とりあえず、
わたしは、
あの日から
あの人のことが気になっている
そう、あれは…わたしが高校に入学する前の春休みのこと
いつも徒歩で通っていた中学校を卒業して、
これからは電車通学になるからと
お母さんが家から学校まで1度下見しに行ってみなさいと
慣れない電車通学に
少しでも慣れろと
わたしは、
切符を買い、改札口を通った
福地学園行きの電車が発車しそうになりわたしは諦めて
次の電車を待つことにした。
階段をゆっくりとのぼっていると
前から急いで来た男の人とぶつかり、わたしは
階段から落ちた。
だけど、全然痛くなかった。
どうして?と思っていると
後ろから
あの人
と、男の人の声が聞こえた
わたしは振り返り、
その男の人の上に乗っかってることに気づき急いで
その人から離れた
咲良ちよこ
あの人
咲良ちよこ
あの人
あの人
彼はわたしにじゃあね、と告げるとそのまま階段をのぼっていった。
わたしは、はっ!と思い出し
急いで彼の所へ向かった
「ありがとう」
って、言えてないから
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