武志
美里
武志
美里
なぜか少しずつ後ずさりをする美里ちゃん。
武志
そこは、ある本屋だった。
美里
偶然ではあるけど・・・・。
会うなって言われてるし・・・・。
武志
美里
不覚にもドキンと心臓が高鳴る。そ、それに一人称が、
武志
から
武志
に変わってる・・・・
ま、まさかね・・・・
武志
美里
武志
美里
武志
あれ?思い出したんじゃないのか・・・・
それとも、美里ちゃんの気持ちを試してる?
美里
なにも言えずにいる美里ちゃん。
そして俺はと言うと・・・・・
櫻井翔
ピアノの先生
先生問いかけや、呼び掛けにも上の空・・・・。
櫻井翔
ピアノの先生
バァーン
ピアノの激しい音に
櫻井翔
び、ビックリしたぁ~
急に呼び捨て(しかもフルネーム)
いや、かまわないですけど・・・・
ピアノの先生
櫻井翔
ピアノの先生
櫻井翔
そ、その名を言わないで😓
いまの俺には・・・・
ピアノの先生
えっ?いまさら?
櫻井翔
ピアノの先生
櫻井翔
先生まで、そんなことを😭
ピアノの先生
櫻井翔
ピアノの先生
櫻井翔
そして・・・・
美里
武志
美里
↑なぜ、敬語?しかも他人行儀?
武志
美里
武志
武志君は、美里ちゃんの手を掴んだ。
美里
いったい何が・・・・
櫻井翔
俺は一人ため息をついた。
さつき
櫻井翔
さつき
櫻井翔
さつき
櫻井翔
なんかもうどうにでもなれ!
↑傷心の翔くんの心の中であ~る。
その頃・・・・
武志
美里
美里ちゃんは、なにかを見つけたみたいだ。
それは・・・
さつき
櫻井翔
ベンチの隣に座り始めるさつき。
さつき
櫻井翔
けれど、さつきのことは見れない。
なぜだかドキドキしていて・・・・
美里
武志
突然泣き出した美里ちゃん。
美里
武志
そう、美里ちゃんが見たのは俺とさつきが二人でいる姿。
美里
武志
彼も気づいていたようだが、なぜだか冷静だ。
美里
武志
武志君は、美里ちゃんをまっすぐ見ている。
美里ちゃんを、そらさずに見つめる・・。
美里
その目は、美里ちゃんからはずされることはなかった。
櫻井翔
俺たちはまだ、二人の存在にさえ気づかずにいる。
さつき
櫻井翔
なぜだか普通に会話ができているのが不思議だ。
さつき
櫻井翔
振り返ろうとして、
さつき
さつきも、とうとう気づいてしまった。通りの向こうに、美里ちゃんと武志君がいるのを・・・・
さつきが帰ろうとして、固まっているのを・・
櫻井翔
と、さつきが向いている方向を見ると・・・・
櫻井翔
この俺も気づいてしまった・・・・。
武志
武志君は、美里ちゃんを抱き締めている。
さつき
櫻井翔
それを見てしまい、さつきは動けずにいる。
さつき
櫻井翔
俺は・・・
俺も、勢いでさつきを抱き締めていた。
ガッシャ~ン
鞄が落ちる音がして・・・・
美里
俺の名を呟いた美里ちゃん。
武志
それでも黙って抱き締め続ける武志君。
櫻井翔
俺は、さつきの手を握り、帰ろうと思った。
美里
美里ちゃんは、俺を呼んで渡ろうとしたが・・・
車が来て・・・
そ、それに、一人称が、
武志
武志君が美里ちゃんを呼び捨てにした。
これが、武志君の記憶が戻ったということ・・・・。
美里
行かなきゃ・・・
そう決めたから・・・
わたしは、武志君とは・・・・
武志
武志君は、美里の腕をつかみ
美里
戸惑う美里ちゃん。
武志
美里
武志
武志君が、美里ちゃんに告白している頃、俺はさつきと手を繋いだまま歩き続けていた。
さつき
さつきの呼び掛けにも答えず、人混みも抜けようとして・・・
櫻井翔
このまま誰もいないところへ・・・・
さつき
櫻井翔
俺は、自分でもビックリするくらいのことを言っている・・・・
さつき
櫻井翔
さつき
櫻井翔
さつき
櫻井翔
さつき
櫻井翔
さつき
いや、それはお互い様だと思うぞ?
櫻井翔
さつき
櫻井翔
さつきが泣き始めている。
・・・俺の前で・・・・
櫻井翔
さつき
櫻井翔
さつき
櫻井翔
傷ついている女子にそんなことするわけねぇだろ!
さつき
わかってねぇな、この女は・・・・
櫻井翔
俺はまた、さつきを抱き締めていた。
櫻井翔
さつき
抱き締めるなんて反則・・・・
櫻井翔
とか言われるし・・・俺のことを好きだっていってくれた女は、じつは素直な子でモテモテだし。」
・・・だから、付き合う決心をしていたところなのに・・・・
さつき
櫻井翔
さつき
櫻井翔
さつき
そして・・・
さつき
櫻井翔
さつき
櫻井翔
ここ、町のど真ん中?
町の人たち1
町の人たち2
町の人たち3
ファン1
ファン2
さつき
櫻井翔
俺たちは、抱き合ったまま・・・・
さつき
櫻井翔
さつき
櫻井翔
さつき
櫻井翔
さつき
櫻井翔
俺、美里ちゃんに話さなきゃいけないし・・・。
さつき
櫻井翔
さつき
そして、部屋に帰ってきた俺は驚いた。
ものすごく美味しそうな料理が冷蔵庫に並んでいたからだ。
つまり、作りおきされていた。
櫻井翔
↑その通り。
料理ができる子だったんだ。
ますます好感度ありじゃん。
( ̄▽ ̄;)あ~、そうだった。
俺は美里ちゃんと付き合おうとしていたんだった。
でも、ついさっき、答えが出てしまった。
やっぱり俺は、さつきに惹かれていた。
櫻井翔
美里ちゃんと、会わない日々が続き、だけどメンバーにはこのことを、報告した。
嵐4
ものすごく叫ばれた。
松本潤
二宮和也
・・ということは、あのときすでに・・・・
大野智
相葉雅紀
はいはい、わかってるよ。
櫻井翔
それは・・・
松本潤
相葉雅紀
そう、今日はなんだかんだでクリスマスコンサート本番の日を迎えてしまったんだ。
櫻井翔
嵐4
俺は、メンバーと別れ、彼女を待つことにした。
そして、
美里
さつき
美里
そう、さつきが会場に来てくれた。
そして意外にも二人は、冷静な顔合わせをしていたのだった。
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