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侑希
有紗ちゃんか、有紗ちゃんって佐野有紗ちゃん？
聡
うん😃ねぇ、侑希くんは好きな人いるの？
侑希
いるよ
侑希
僕が女性を信用できないって知ってるでしょ？
聡
うん、あっ、ってことは男性で好きな人いるってことだね
侑希
うん、今目の前にいる人が、僕の好きな人
聡
誰？
侑希
わかんない？聡くん、君のことだよ
聡
えっ…。
侑希
分かってる、君は有紗ちゃんとつきあってるんだよね？でもずっと苦しかった。気持ち悪いよね、おかしいよね！でも、ずっと聡くんに恋してたんだ
聡
………。
侑希
僕のこと、嫌っていいよ。僕最低だから…。聡くんを独占したいって思ってるバカ野郎だから
僕は泣いた
聡
僕は、最低なんて思わない！最低なんて思うわけないじゃん
侑希
僕は、聡くんを独占したいって思ってるんだよ？最低じゃん！
侑希
消えてなくなりたいよ…。
聡
二度とそんなこと言わないで！消えてなくなりたいなんて言わないで！悲しいから。むしろ最低なのは僕だよ。侑希くんの気持ちに気づかなかったんだから
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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