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大森
大森
大森
若井
大森
今日は日曜日。 食堂がやってない為、元貴がご飯を作ってくれている。
邪魔になるからと元貴に追いやれソファーで待機してると、キッチンの方から元貴が歌ってるのが聴こえてきた。
思わず口を出た言葉を慌てて飲み込んだ。
若井
大森
恥ずかしそうに笑う元貴にキュンとする。
やっぱりあれはおれの事を想って書いてくれた歌詞だったんだ。
あの頃はまだあれは藤澤先輩の事を想って書いた歌詞だと思ってたけど、実はあの時、歌詞をスマホで撮って、あれから何回も見返してた。
だから歌詞は全部覚えてる。
おれは“素直になれる勇気はあるか”って所がお気に入り。
おれの事を想って書いてくれたんだって気付いてからは、おれの宝物。
若井
大森
若井
後ろから抱きしめて元貴の頬にキスをすると、少しくすぐったそうに笑い元貴は歌い始めた。