恋してました

モブちゃん視点のお話です

黄くん登場まで少し時間がかかりますが青黄ですしっかり

それではどうぞ

いつものように公園で 遊んでいた

友達と鬼ごっこをして 遊んでいた時だった

ﾊﾞｯ))転んだ

石につまずき足を 怪我してしまった

友達は大丈夫、？と 心配してくれてる様子

でもまだ私たちは小学生だから 何をすればいいかわからない

そんな時

一人のお兄さんが 声を掛けに来てくれた

小学生にしながらも私は 通りすがりのお兄さんに

恋してしまった

ベンチに座って手当てを してもらっていた

お兄さんは優しくてそれに加え とてもかっこよかった

お兄さんは人気者で ベンチに座ってる時もみんなお兄さんにずっとひっついていた

そして時はたち 私は高校生になった

今でもあの時のお兄さんに 恋をしている

お兄さんとは運のいいことに 近所の人で

よく遊びに行っていた

中学生の時なんて勉強を教えて もらっていた

だから少し期待している自分がいた

私は何年も一人で 浮かれていた

あの時のお兄さんは今では 私の担任のせんせい

あの時一緒に遊んでいた 友達も同じクラス

先生の職員室の机の周りには 昔遊んでいた友達が ずらりと

コーヒーをすすりながら話す先生は とてもかっこよかった

先生に伝えたい この長年の思いを

でも怖いんだ

振られるのが

だから私はまだ隠しておく

家に帰って来た時 筆箱の整理をしていたら

先生にかしてもらっていた 消しゴムが入っていた

消しゴムを無くしてしまった 私に貸してくれた消しゴム

こんなの返すだけのために 家に行くのは迷惑だと思うけど、

先生に会いたいし、？ 私は玄関のドアを開けた

その時、近所にある先生の家の 扉が開いており

先生の姿が見えた

私の顔は明るくなったが よく見ると先生は誰かと

話している様子だった

黄色の髪色でとても 目立つ印象

身長はそこそこデカく とても姿勢の良い人

よく見ると男の人だった

たかが先生の“友達”でも 嫉妬してしてしまう

私がドアに手をかけようとした 瞬間私の中で何かが切れた

先生はその男の人に とても短いキスをしていた

先生は幸せそうな顔で その人を見つめていた

私は溢れて来そうな 涙をグッと堪えて

家の中へ入った

翌日

昨日のことが忘れられず

今とても複雑な気持ちだ

もしかしたらあれは私の 見間違いかもしれない

だから改めて先生に 聞いてみることにした

そして

先生に想いも伝えようと 思う

運の良いことに今職員室には 私と先生二人だけだ

先生は冷静を保っているのか 顔色を変えない

じゃあ昨日の人は別に 恋人ではないってこと、？

あれはやっぱり 見間違いだったのか、

こんな呑気なことを考えられたのは 今の30秒だけ

だめだ、やっぱり

あなたの、先生の片想いしてる 相手が私ならいいのに、

なんでかﾄﾞｷｯとしてしまう

脈ナシなのわかってるのに

先生は話し始めた

それを聞いてる限り 好きな人が私ではないことに きずいた

あ、あの時少し寂しそうだったのは それのせいだったんだ

その時何か温かいものを 感じた

よかったこれでよかったんだ

そしたら、

ガラガラ))

なんで今なんですか⁉︎？？？

ﾄﾞﾝｯ))青の背中を押す

私以外にも貴方を 愛してくれてる人がいる

だから先生 自信持って大好きって 言っていいんですよ

大好きだった、 いや

今も大好きなあの先生に 言ってあげてください

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