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めちゃくちゃいい話でした😭😭 最高です!! ブクマ失礼します!!
泣きすぎて明日目腫れてるかもです、、、。
ボロ泣きしました(இдஇ; ) めちゃくちゃいい話で最高です!
僕は、ハッピーエンドが好きだった。
そのせいで、何度も騙されてきた。
ころ💙
綾香
奈々美
恋人に騙されたり。
廉
知らないおじさんに騙されたりもした。
良い人生を送りたいだけなんだ。
誰かと幸せになって、健康に生きて、おじいちゃんになって死にたい。
それだけ、なのに。
もう、人を信じたいと思えなくなった。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さとみくんの家で、二人でお酒を飲んでいた時。
僕より先に彼は酔っていて、不意にキスをしてきた。
ころ💙
さと💗
何度もされるうちに、ようやく頭が追いついて。
拒否しなきゃ、と思った。
ころ💙
でも、しなかった。
もちろん、それ以上のことは何もしていない。
何度もキスをして、どういう意味なのか好きだよと言われ、そのまま寝た。
僕は酔っていなかったのに。
次の日、僕は覚えていないフリをした。
何事もなかったかのように振る舞って、いつも通り二人でゲームをした。
ふと、
さと💗
と謝られたから、何が、と聞いたら再び謝られた。
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
軽く僕を引き寄せて、キスをする。
何が起きたのか理解できなかった。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
結局、こんな感じでさとみくんと付き合うことになった。
それまで長く一緒にいた分、さとみくんを疑うなんて今更な気がして。
彼なら信じて大丈夫、なんて思って、一人で幸せを感じたりしていた。
とある夏の日。
終わりが来るとも知らずに。
ころ💙
汗を流しながら、スーパーに向かっていた時のことだ。
セミの声はうるさいし、夏休みに入った小学生は楽しそうに走り回っている。
そんな中、懐かしい人を見つけた。
綾香
ころ💙
綾香
変わらない背丈。
変わらない声。
でも、彼女に魅力を感じることは無くなっていた。
ころ💙
綾香
綾香
ころ💙
綾香
ころ💙
綾香
ころ💙
綾香
ころ💙
綾香
ころ💙
綾香
ころ💙
「あ?恋人?…あ〜、アイツね。そろそろ別れ時かもなw」
「チョロいし便利だからさ、もうちょい利用して捨てるわw w」
「てか、良い女いない?出来れば可愛い子で!w」
綾香
ころ💙
ころ💙
綾香
ころ💙
綾香
綾香
ころ💙
綾香
綾香
ころ💙
ころ💙
また、騙されたのか。
そして、それを知ることができたのは、昔僕を騙した人の同情心のおかげ。
虚しくて、情けなくて、やりきれない。
馬鹿馬鹿しい。
何が信じても大丈夫、だ。
騙されてるくせに。
捨てられるくせに。
何年経っても、変わらない。
ころ💙
綾香
綾香
ガチャっ
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
涙で視界がぼやける中、やっぱりさとみくんは信用できたな、と思った。
最後に本当のことを言ってくれたのは、彼が初めてだったから。
まぁ、僕が決定的材料を知っていたというのが大きな理由だとは思うけど。
人生で一番愛せた人が、最後に本音を話してくれた。
だから、もういいや。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
荷物まとめて、扉に手をかける。
長かった。
でも、短かった。
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
バタンっ
ころ💙
ころ💙
ころ💙
この場所を離れる寂しさ。
さとみくんと離れる寂しさ。
それよりも、扉のすぐそこにさとみくんが居るのだと、なぜだか分かってしまったこと。
そのことに、涙が出た。
ころ💙
外は変わらず暑いのに、どうしてかそんな事気にならない。
ベンチに座ったまま、寝てしまいたいと思った。
プルルルル…
ころ💙
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
ころ💙
『ちゃんとしたところに、いろよ…』
ころ💙
ピンポーン
るぅ💛
ころ💙
莉❤️
ころ💙
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
るぅ💛
ころ💙
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
莉❤️
ころ💙
莉❤️
すごく居心地の良さを感じる。
楽しいし、自然に笑える。
でも、さとみくんが迎えに来てくれない寂しさは。
もうあの家に帰ることは無いんだという切なさは。
きっと、何をしても消えない。
そう思いながら、数日が経った。
二人は何も聞いてこない。
きっと、全ての事情を知っているのに、その話題を一度も出そうとしない。
だから、その優しさに甘えて、3人での生活を続けた。
そんな、ある日のことだ。
突然スマホに電話がかかって来た。
ころ💙
るぅ💛
莉❤️
ころ💙
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
ジェ🧡
ころ💙
ジェ🧡
ころ💙
ジェ🧡
ジェ🧡
ころ💙
ころ💙
ジェ🧡
ジェ🧡
ころ💙
ジェ🧡
ころ💙
ジェ🧡
ジェ🧡
ころ💙
ジェ🧡
ころ💙
ジェ🧡
ころ💙
ころ💙
ころ💙
ガチャっ…
莉❤️
ころ💙
ころ💙
莉❤️
ころ💙
ころ💙
莉❤️
ころ💙
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
莉❤️
ころ💙
ころ💙
莉❤️
ころ💙
ころ💙
ころ💙
莉❤️
莉❤️
ころ💙
莉❤️
莉❤️
ころ💙
莉❤️
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
ころ💙
莉❤️
莉❤️
ころ💙
僕は泣きすぎて話せなかったから、莉犬くんがるぅとくんに説明してくれた。
驚いてはいたけど、急ぎましょう、とだけ言って頭を撫でてくれる優しさに、更に涙が出る。
良い人たちだ。
優しくて、温かい仲間たち。
僕の大切にしたい人たち。
失いたくない。
誰一人として、欠けてほしくない。
さとみくん。
本当の本音を、聞かせて。
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
ガラガラガラっ
ころ💙
ジェ🧡
ころ💙
ジェ🧡
ころ💙
ジェ🧡
ジェ🧡
ころ💙
ころ💙
ジェ🧡
るぅ💛
ころ💙
莉❤️
ころ💙
ころ💙
莉❤️
ガラっ
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
少し痩せた体。
それでも変わらない寝顔。
いつから体を壊していたのか。
それとも、突然倒れてしまったのか。
ころ💙
ころ💙
ころ💙
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
ころ💙
ぼんやりと開かれた瞳。
それは、しっかりと僕を見ていて。
時が、止まったのかと思った。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
少し寂しそうに笑うから、僕もつられて悲しくなって、涙が止まらなかった。
元恋人。
でも、僕にとっては今も大切な人。
裏切られても尚、愛してしまう人。
さと💗
ころ💙
毎夜泣いていたことも。
さと💗
ころ💙
まだ君を愛していることも。
口には、出せないけど。
さと💗
病み上がりで元気のない君が、これから先たくさん笑えますように、と。
何度でも願ってあげるから。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
そんな笑顔で、頭を撫でたりしないで。
ころ💙
さと💗
これ以上、好きにさせないで。
相棒だからって理由で、隣にいさせて。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
バタンっ
さと💗
さと💗
バタンっ
莉❤️
莉❤️
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
ジェ🧡
莉❤️
ジェ🧡
るぅ💛
莉❤️
莉❤️
ころ💙
ころ💙
るぅ💛
ジェ🧡
莉❤️
ジェ🧡
るぅ💛
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
ころ💙
莉❤️
莉❤️
ころ💙
可愛いと言われたこと。
頭を撫でられそうになったこと。
それを、自分が拒否したこと。
最初から好きじゃなかったんだろ、と言われたこと。
自分の気持ちまで、全部話した。
聞きながら、莉犬くんは辛そうに顔を顰めていて。
話終わった後も、何だか微妙な顔をしていた。
ころ💙
ころ💙
ころ💙
ころ💙
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
莉❤️
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
莉❤️
ころ💙
ころ💙
涼しい風が吹く。
心臓の音がだんだんと早くなっていく。
莉犬くんは、何を知っている?
さとみくんは、何を隠していた?
頭がぐるぐると回って、混乱し始めたとき。
莉犬くんが、ねぇ、と優しい声で言ってきた。
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
ころ💙
莉❤️
莉❤️
莉❤️
ころ💙
莉❤️
莉❤️
莉❤️
それが、本当なら。
全て、自分が死ぬと考えて、僕を一人にしないために取った行動なら。
沢山嘘をついたというあの言葉が、これらのことだったのなら。
もう一度、やり直せるだろうか。
恋人として、隣に立てるだろうか。
好きだと伝えられるだろうか。
ころ💙
莉❤️
もう、間違いたくない。
ころ💙
ころ💙
「……ろ、…!!」
ころ💙
「俺は、ずっとお前のことが…っ」
ころ💙
ガラガラガラっ
さと💗
ジェ🧡
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
ガラガラっ
さと💗
ジェ🧡
ジェ🧡
ジェ🧡
さと💗
さと💗
ジェ🧡
さと💗
ジェ🧡
さと💗
さと💗
ガラガラガラっ
ジェ🧡
ころ💙
ころ💙
僕が、ずっと逃げたから。
自分の気持ち隠して、相手の本心も知ろうとしないまま、逃げたから。
さとみくんは、きっとジェルくんを好きになったんだ。
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
沈黙が長く感じる。
やっぱり、言わない方が良かった。
ジェルくんに告白していると分かった時から、引き返してそのまま諦めれば良かった。
だって、さとみくん凄く辛そうな顔してる。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
ハッピーエンドが好きな僕。
そのせいで、何度も騙されてきた。
でも、人生で一番愛せた人に、誰より愛してもらえる。
これって、最高のハッピーエンドじゃない?
ころ💙
彼の背中を見ながら、楽しそうに笑って言った。
END