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るん
私屋上で
るん
靴を
るん
脱ぎかけた時に
るん
三つ編み？の先客に
ぽむ
……
るん
声をかけてしまった
ぽむ
？
るん
ねぇやめなよ
るん
口をついて出ただけ
るん
本当はどうでも良かった
ぽむ
………………
るん
先を越されるのが
るん
何となくしゃくだった
るん
三つ編み？の子は語る
るん
どっかで聞いたような事
ぽむ
運命の人だった
ぽむ
どうしても愛されたかった
るん
ふざけんな
るん
そんな事くらいで
るん
私の先をこそうだなんで
るん
欲しい物が
るん
手に入らない
るん
なんて
るん
奪われた事すら無いくせに
ぽむ
話したら楽になった
るん
って
るん
三つ編み？の子は消えてった
るん
今日こそはと靴を
るん
脱ぎかけたそこに
みゃは
…………
るん
背の低い女の子
るん
また声をかけてしまった
るん
背の低い子は語る
みゃは
クラスでの孤独を
みゃは
無視されて奪われて
みゃは
居場所が無いんだって
るん
ふざけんな
るん
そんな事くらいで
るん
私の先をこそうだなんで
るん
それでも
るん
家では愛されて
るん
暖かいご飯もあるんでしょ
みゃは
お腹が空いた
るん
と
みゃは
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
るん
泣いて
るん
背の低い子は消えてった
るん
そうやって
るん
何人かに
るん
声を掛けて
るん
追い返して
るん
私自身の
るん
痛みは誰にも
るん
言えないまま
るん
初めて見つけたんだ
そら
？
るん
似たような悩みの子
るん
何人目かにあったんだ
るん
黄色いカーディガンの子
そら
家に帰る度に
そら
増え続ける
そら
アザを
そら
消し去ってしまうため
そら
ここに来た
るん
と言った
るん
口をついて出ただけ
るん
本当はどうでも良かった
るん
思ってもいない事
るん
でも声を掛けてしまった
るん
ねぇやめてよ
るん
どうしよう
るん
この子は止められない
るん
私には止める資格がない
るん
それでも
るん
ここからは消えてよ
るん
君を見ていると
るん
苦しんだ
そら
じゃぁ今日は
そら
辞めておくわよ
るん
って
るん
目を伏せたまま
るん
消えてった
るん
今日こそは誰も居ない
るん
私一人だけ
るん
誰にも邪魔されない
るん
邪魔してはくれない
るん
カーディガンは脱いで
るん
三つ編み？を解いて
るん
背の低い私は
るん
今から
るん
飛びます
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