これは俺が体験した話です
霰٭❀*
(○○駅まであと10分か)
霰٭❀*
(学校だるかったぁ……)
霰٭❀*
(神様先に帰っちゃったからな……)
それから何分経ったのでしょうか
人は減っていくあまりで自分の目当ての駅にはつかないのです
霰٭❀*
(おかしいな……そろそろ着いてもいい頃なんだけど)
ピコン
霰٭❀*
(TERRORか)
霰٭❀*
(ん?オカルト部とTERRORがコラボ?)
霰٭❀*
(去年もやってたんだ)
霰٭❀*
(まだその頃はTERROR入れてなかったからな)
霰٭❀*
(まだつかないなぁ……)
アナウンス
まもなく、○○駅○○駅です
霰٭❀*
(良かったぁやっと……)
アナウンス
まもなく、しろごなみ、しろごなみです
霰٭❀*
(しろごなみ?)
俺はメモ帳を手にしました。
霰٭❀*
(前、テレビで見た事がある)
霰٭❀*
(実際にあったの!?)
霰٭❀*
(逆から見ると)
みなごろし
霰٭❀*
(ってことは、今まで電車から下りた人は……)
霰٭❀*
(殺されてる?)
霰٭❀*
(こんなのが現実に起こるはずがない!)
現実に起こることはないはずです
でも体験してるんです
霰٭❀*
夢なら覚めて!
霰٭❀*
え……?
霰٭❀*
部屋?
どうやら夢みたいだった……
でも夢とは思えないことがおきてる
自分の書いたメモ帳に "しろごなみ"と書いてあるのだから。
しかも、腕には痛くもない痣が残ってる
これはなんなんだろう
この話は現実にあったことです。 夢だったのか、現実だったのか、
でも気になることがあります。 あの夢の人たちは一体、どうなってしまったのでしょうか。 そして、これが夢ならどしてこのような悪夢を見てしまったのでしょうか
俺にはもう、知るよしもありません。