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虹花 ありさ @て い ふ
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桜咲かな
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#ギャグ
梨本和広
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コメント
1件
第5話、読み終えました。今回もスマートな潜入劇でしたね。警察の厳重な警備をかいくぐる手際の良さもさることながら、あの「手帳そのものではなく中身の契約書が目的だった」という真相の切れ味が好きです。翠が神谷先生に契約書の一枚を風に乗せて届ける演出も、セリフ以上に雄弁で印象に残りました。教室での兎天と海兎との視線の交錯も、じわじわ来ますね…。この静かな緊張感、次にどう繋がるのか楽しみです。
夜。 市立博物館。 館内には何十人もの警察官が配置されていた。
ザッ……ザッ……
警察・警備員
警察・警備員
神谷零士は展示室の前で腕時計を見る。
23:58
神谷 零士
静かな空気が流れる。
その頃
博物館の屋上
サァァ……
月明かりの下、4つの影が立っていた 🩵 翠。 💙 藍。 ❤️ 紅葉。 💜 紫月。 藍がタブレットを閉じる。
藍
紅葉が笑う
紅葉
紫月はイヤホンに手を添える
紫月
翠は静かに頷いた
翠
ゴーン……ゴーン……
午前0時。 その瞬間。
パチンッ!!
館内の照明が一瞬だけ消える
警察・警備員
警察がざわつく しかし、すぐに非常灯が点灯する。
神谷 零士
神谷が走り出す
ダッ!!
展示室
手帳はまだガラスケースの中にあった。 警察官が安心した、その時。
カチッ
ケースの鍵がひとりでに外れる
神谷 零士
ガラスがゆっくり開く
スッ
誰も触れていないはずの手帳が消えた
神谷 零士
神谷は目を見開く
神谷 零士
タンッ!
翠が着地する 藍が手帳を開いた 中から一枚の紙が落ちる
ヒラッ
紫月が拾い上げる
紫月
古い契約書だった 紅葉が目を細める
紅葉
紅葉
翠は契約書を見つめる
翠
その時
ダッ!!
神谷が屋上へ飛び出す
神谷 零士
AILEの4人が振り返る 夜風が吹く
ザァァ……
神谷は一歩踏み出した
神谷 零士
藍が小さく笑う
藍
翠が静かに答える
翠
翠
神谷は言葉を失う 翠は契約書を一枚だけ風に乗せた
ヒラリ……
神谷は反射的に受け取る。 そこには、 巨大企業による土地の違法買収記録が書かれていた。 神谷の瞳が揺れる。
神谷 零士
その隙に
バサァッ!!
4色の羽根が夜空へ舞う AILEは姿を消した
教室では生徒たちが騒いでいた。
生徒
生徒
神谷は窓の外を見つめる。
神谷 零士
神谷 零士
その時 兎天と海兎が教室へ入ってくる。 神谷は二人を見る。 二人も神谷を見る。 ほんの数秒。 誰も言葉を交わさない。 しかし、その静かな視線には、お互いを探るような緊張感が漂っていた。
第5話 END ─────────────── 『翼は、奪うためではなく、守るために羽ばたく。』 AILE ───────────────
To be continued…