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優願
優心
優願
優心
優願
優心
優願
優心
優願
優心
優心
優願
優心
家族ってどんな存在だろう。
僕は親を知らないんだ。
生まれた時から1人だったからね。
強いて言うなら猫が家族って感じかなぁ
ガタンッ
ただ食べ物を探す日々。
足が痛かった、動けるとしたら廃墟の近くにある森の入り口辺りだけだったの
靴もなかったからね、足の裏が傷だらけだったの。
僕は弱かった。
ちゃー
ちゃー
ちゃー
ゴミだらけの廃墟で、猫とずっと遊んでた
いつでも一緒だった。
ずっと離れない。
相棒的な存在。
僕にとってはこれが親だった
ある日、いつものように遊んでいたら
急に森の方へ走って行った。
僕はまた何か見つけてくるのかなって
ずっと待ってた。
待ってたんだけど…全然帰ってこなかったの…
何かあったのかなってすごく不安になった
僕は早く見つけないとって気持ちが出てきて
そこを飛び出した