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鬼神

ほら、まだ思い出せないか?「龍使い」?

龍....使い..?

鬼神

神の域にお前はいたはずだ..特にあの3人と比べても創られ方も能力も..何もかも異質なお前だったじゃないか

何を言って....何がだよ...俺がなんなんだよ!

鬼神

全く..呆れるほどに馬鹿になったものだ..あの時の方が従順だったぞ

鬼神

そうだっただろう?
「リベル」?

リベ.....

そういや..俺って...どうやってここに来たんだっけ..

そうだ.....一に危ないところを助けて貰って...そっから色々してもらって...師匠の元にきて...

才能があるからって...もてはやされて...なのに一は努力してあそこまで成った...

けど..俺は.....俺は才能とかなんでもねぇじゃんか...

そうだよ...俺が.....俺が..現を地獄に変えようとしたんだ...

俺は一に助けてもらった...化け物から..俺を背負って巻き添いを食らったんだ...

あの日..とうきょうってところは地獄..火の海にもなった....

青い炎の龍が建物の隙間を縫うようにして突如出現して..

違う......俺が..あれは俺が出した...

リベル

あぁ、そうだったなぁ....あの日俺は人間のふりをして現に入った..

リベル

だが次元を跨ぐときにまだ未熟だった俺はしくっちまった

そして...偽りの俺が....須藤晃という..名前と...偽りの性格が..本物として残った..

リベル

全く最悪だ、俺は創られた生き物だと言うのに、人の情に触れるなどと..

だが俺は助けてもらった...師匠だって..ダチだってできちまった....

リベル

しかし使命はどうなる、俺はあのジョーカー..いや、鬼神に、ザック、ガイア、アインの特性や強さを引き継いで生み出された

リベル

性格に難アリなところはたしかに変わらなかったが..暴走気味たあの性格は改善された....そしてもっと、強く、従順に

召喚能力もあいつら3人とはまた違う..特殊なものに....それがあの炎の龍だった...

リベル

なら俺は今、組み込まれたものから大きく離れて背を向けているという事か...バカバカしいな

何が炎を......操るだよっ.....!

炎を操る男...?炎を操る能力..?違う......全て勘違いだった..

リベル

全部大量殺戮兵器...それの能力の一環に過ぎない..

俺の能力....「死を逸らす程度の能力.....」

リベル

運命から全てをねじまげ...周りの生命へと死という存在を跳ね返す......

それに....一は巻き込まれた.....俺が...無茶なんてするから...

よく良く考えれば当たり前だ..あんな致命傷で.....なぜ生きてたんだよ...

リベル

洞窟という狭い戦場で、1番近いのは洞窟の中にある植物類...だがそれも尽きれば....

跳ね返るのは...近くにいたあいつ........畜生....畜....生ッ...!

何が須藤晃だ.....俺じゃない者を名乗って..なんだったんだよ...

リベル

しかしそれのお陰で俺はスパイという指名は果たすことが出来る、例え裏切りに近くなってもな..

違う..違う違うッ....!俺は.....俺はァ...ダチを持って...なにを..

俺は.....一体誰なんだよッ..!

リベル

リベル...力を植え付けられ、駒として生きる人形

だからなんだってんだ....俺は...おれはぁ........

鬼神

相当苦しそうだな、リベル?

.....俺は...

鬼神

ふっ.....思い出したか、流石は改良型だな

鬼神

確かに俺と敵対し、予定もだいぶ狂った...だが.....お前の力で!「死を逸らす」というお前の罪(ちから)で1人葬ったッ!

鬼神

運命ごとガラリと曲げれるその力は確かに恐怖的なものだ...流石としか言いようがない...

鬼神

さぁ戻ってこい、リベル..まだ殺ることはたくさんだ....ハハハ...

黙れ.....

鬼神

....ん?

...黙れって言ってんだよ.....クソったれ...

鬼神

.......予定が狂うとは...いや、それでもリカバリーはできるな

何が...炎を操る男だ.....

操れても...何も護れねぇなら...意味ねぇじゃねぇかよッ!

涙ぐむ目で鬼神ギラッと睨む

鬼神

まぁいい、リベル、殺せると言うなら殺しに来い

うるさいッ!俺は..俺はんな名前じゃねぇ....

そんなやつ..クソ喰らえだ!

俺はァッ!「須藤 晃」!

炎を操り...死に.....嫌われた男だァ!

ゴォォォッと消えかけていた炎が吹き出す

鬼神

反旗を翻すか須藤晃!たった1人のダチすら護れずにか!

黙りやがれクソ野郎!ジョーカー......許さねぇぜ..

俺にこの能力(罪)を持たせたことを..俺は恨み続ける...

そして後悔させてやる.....

「焼・真・烈・覇」!!

「龍」

龍ッ!

晃が体の前で5回構え、それと同時に漢字が浮かび上がる

そして龍の文字は青い炎に包まれ、晃の背後から青い炎龍が出現し、晃を飲み込み青い炎を纏った晃が中から姿を現す

ウラぁぁぁっ!

鬼神

...ぷっ...ハハハハハハハハッ!...本当の力、自分を知って尚その技を続けるか..!

鬼神

..笑止千万ッ!

俺は俺だァァァァッ!

鬼神

「劫焔の一振」!

「覇王拳」!

鬼神

流石、力を思い出しただけあるな

黙れぇぇぇぇぇッ!

鬼神

..お....?(押し返される..)

お前がいなけりゃ...畜生ッ!

鬼神

我武者羅に振り回したところで!

折れた右膝に蹴りを叩き込む

うらぁぁぁぁぁぁぁッ!

鬼神

怯まない!?

燃える拳を顔面にめり込ませる

鬼神

くっ....なるほど..怒りがトリガーになったか..

鬼神

しかし、お前は召喚しないのか?あれがお前の

黙りやがれ!俺はあれを使わない....能力は借りても...あれ自体は使わねぇ!

鬼神

ならばそのお前の本気に付き合ってやろう..

鬼神

ここまで来れば馬鹿も天辺!お前の流派で来るがいい!

(すまねぇ...一.....縁川...あいつと....俺が生まれたのが一番の原因だ...)

だから..俺がこいつを倒す!

鬼神

ほざくが良いさ!

鬼が龍に敵うかぁぁぁぁぁぁッ!

鬼神

ならばそのまま返そう....龍が神に歯向かうかァッ!

ジョーカーァァァァァァッ!(焼・真・烈・覇)

鬼神

一撃で沈めてやろう!

鬼神

武神の怒りっ!
「神獄乱武」!
(しんごくらんぶ)

俺の....最後の技ァ!

奥義「龍顎」ッ!!
(おうぎ「りゅうがく」)

鬼神から炎が巻き起こり右手にとてつもない魔力とパワーを溜めて殴る

晃は右手に青い炎を集中して龍の顔が口を開け、その右手を突き出し突進する

鬼神

ハァァァァァァァァァァァァァッ!

うらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァッ!!

噛み砕くのはッ俺だァァァァァっ!

鬼神

..なんだ!?

炎、魔力、何もかもが桁外れに跳ね上がっていく

そしてとうとう鬼神の拳ボロボロと崩れ胴体に龍が噛みつき大炎上にと燃え盛る

鬼神

この力は..一体何だァァッ..!?

お前が俺に寄越してくれた分の罪だ!

鬼神はそのまま壁まで押され叩きつけられ身動きが取れなくなる

俺とお前の....拭いきれない罪だぁぁぁっ!

鬼神

炎が....呑まれるッ...何を.....何をォォォォォ!

粉ッッッ砕ッ!

体の内側からも青い炎が吹き出し、鬼神はそのまま爆裂するように吹き飛んだ

鬼神の叫び声が洞窟にこだまして、完全な静寂となる

そして鬼神が爆発した勢いで落石し塞がれていた出口が崩れ、光が差し込んでいる

倒れる一に近づき1人呟く

俺は...須藤 晃だ.......本当に....天に誓ってな..創られた化け物じゃない...俺はもう....人間だだ..

すまん...一......けど...ありがとう.....

そして一に背を向け、気を失う縁川を抱き抱えて洞窟を後にした

とある東方幻想物語

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