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纏華
纏華
纏華
小峠華太
小峠華太
すると部屋の戸が開き、男が二人入ってきた。だが、その姿は明らかに人では無かった。
鬼神(小林幸真)
九尾の狐(和中蒼一朗)
小峠華太
戸惑っていると、片方が口を開いた。
九尾の狐(和中蒼一朗)
鬼神(小林幸真)
九尾の狐(和中蒼一朗)
九尾の狐(和中蒼一朗)
鬼神(小林幸真)
鬼神(小林幸真)
もう、華太そっちのけで二人は言い争っている。とりあえず、状況を整理するためここは一旦切り上げよう。
小峠華太
九尾の狐(和中蒼一朗)
その後は、俺はこの神社に仕える巫女の家系に男として生まれて、でも歴代の中で特に強い力を持っていて、祀られている神に気に入られていたので、男巫女として後を継いだらしい。
先日強い妖怪との戦いで深傷を負い一週間も寝たきりで記憶を無くしてしまったらしい。
小峠華太
九尾の狐(和中蒼一朗)
鬼神(小林幸真)
正直にわかには信じがたい話だが、目の前の妖怪二人を目にして、これは真実であると信じざるをえない。
小峠華太
九尾の狐(和中蒼一朗)
鬼神(小林幸真)
九尾の狐(和中蒼一朗)
鬼神(小林幸真)
また始まった………。本当にこの二人の元にいて良いのだろうか?
何だかんだ言ってアレから三ヶ月たった。俺は巫女の衣装、白装束に青い袴を身に纏い、主に神社の掃除や二人に夕食を作ったり、神楽舞の練習をしたりした。
眼鏡無しでも視界がハッキリ見えるようになってきて、髪の毛も少しだが、結べる位にまで伸びてきていて、鏡を見るたびに 前の自分から変わってきているように感じた。
そんなある日、今日は少し外に出て空気を吸いに出かけた。二人はあまり遠くに行きすぎないようにと念を押され許可を頂いた。
しばらく外を歩いていると、足下に何か落ちていた。長方形型の黒い鏡?のようなモノ(華太のスマホby作者)を拾うと、いきなり画面がパッと明るくなった。
小峠華太
画面に映ったモノ、それはLINEのホーム画面だった。そこには、自分の名前と、自分の上司らしき人物の名前が表示され、その下にメッセージが綴られていた。
小峠華太
混乱していると、遠くに人影が見えた。冷静になってよく考えれば、もしかしたら、あの人の落とし物かもしれない。
小峠華太
華太は遠くの人影に向かって小走りで近づいた。
小峠華太
華太が近づいて、向こうの人影は目を大きく見開いて、こっちに走ってきた。
アーミーナイフの小林
小峠華太
言い終える前に、ムラサキ頭に筋骨隆々の男は自分抱きついてきた。
アーミーナイフの小林
小峠華太
アーミーナイフの小林
小林幸真と名乗る男は向こう側に声をかける。すると今度は赤い服を着た金髪の男がこちらに向かって走ってきた。
日本刀の和中
和中蒼一朗という男も小林同様、華太に抱きついてきた。
小峠華太
日本刀の和中
小峠華太
脳内に記憶がフラッシュバックしてきた。そうだ。俺は…
あの日、俺はシマの見回りの帰りに彼奴らに攫われて、 九尾の狐「遂に見つけたぞ。我が巫女を。」
鬼神幸真「華太迎えに来たぜ。」
あの二人は……。俺を探してた。まさか巫女の依り代にする気だったんじゃ?
鬼神(小林幸真)
九尾の狐(和中蒼一朗)
小峠華太
いつの間にか、背後に鬼神と九尾の狐が立っていた。二人から華太を引き剥がそうとした。
九尾の狐(和中蒼一朗)
鬼神(小林幸真)
アーミーナイフの小林
アーミーナイフの小林
日本刀の和中
日本刀の和中
鬼神(小林幸真)
小林と和中が圧をかけてくる。それに応じるように、鬼神と九尾の狐は睨み返してきた。
九尾の狐(和中蒼一朗)
九尾の狐(和中蒼一朗)
鬼神(小林幸真)
日本刀の和中
アーミーナイフの小林
アーミーナイフの小林
いつも天真爛漫で戦闘狂な小林も、この化け物達の理由に怒髪天を着いたようだ。
日本刀の和中
九尾の狐(和中蒼一朗)
鬼神(小林幸真)
人間の極道狂人VS狐と鬼のトップ。まさに一触即発の戦いが始まろうとしている。そんな彼らのために狙われの身の小峠華太は……!
纏華