～♪♪

煌びやかな音楽が流れている間にも時は進み 、僕の進行の番が近付く

これで終わりだと思うと胸が締め付けられる様に苦しく感じる

前の人が目印の場所に立ったのを確認し 、僕も歩き始める

とん … と自分の足音が響く度 、胸がドキドキと脈打つのが早くなってしまう 。

全3クラスが座り終えたのを先生方が確認し 、着席させられる

皆と同じ行動 、同じ姿勢なんてしてつまらないコトを続ける

行動をする度に音が響くこの体育館にとても嫌気が差す

この後も卒業生見送りがあるらしいが気が進まないなって

此処でそのクラスの人たちは立つことになっているらしい

立ち座りの動作が面倒くさくて覚えるのが大変だった

話を聞いておらず 、少し立つのによろける

笑ってんのバレてますよ

いや遅れかけた

そして3組も終わり 、在校生挨拶の送辞が終わった後 、次は卒業生挨拶の答辞だ

僕ですね、カンペ用意 ！

なんか返事まぬけだな

PTA会長 、そして数十人の先生方に礼をしマイクに近付いて行く

叶せんせ泣いてない？目潤んでて可愛いんだけど！！！

これって段に上がる前礼するのなんでなの？

この答辞と送辞って生徒会長と時期生徒会長がするらしいね

親 、先生、在校生に感謝の気持ちを述べ 、僕は段から降りまた自分の席へと戻る

実は国家と校歌も歌ったけど叶せんせの歌声聞きたすぎて口パクだよね流石に

来賓祝辞を終え 、次は遂に卒業生退場だ

退場する入り口を見ると 、叶せんせが立ってて 、

1組が退場をし、 僕のクラスも起立をし歩き始める準備をする

ぱちぱち……

沢山の拍手の中 、退場をするのは緊張するものだ

前の人が歩き出したのを確認し僕も歩き始める

在校生の中から「玲於くんおめでとー」という声もちらほら聞こえる

嬉しいね

入り口に行くと 、やっぱり叶せんせが居て

と残し 、僕の背中をぽん、と叩き外に放り出されてしまった

やっぱり目赤かったな 、

ざわ ……

皆が卒業生おめでとーなんて騒ぐ中 、僕は卒業証書を受け取り屋上に行く準備をする

予想外の質問に目を見開く

まあ隠す必要も無いし淡々と言う

良い友達に恵まれたな

屋上に行くと見慣れたミルクティー色の髪が見える

こんなとこも可愛いな、なんて

まあふざけが3分の2だけど泣いてバブ化してるのか抱き着いて来て惚れました

いや惚れてるけど

まあ図星だけども

まあその後もたわいもない会話をし 、取り敢えずその場を後にした

…… イヤ 、もう来ないのか

微かに柔らかな風が吹いたのを感じ 、その言葉に答えてくれたのだと感じる

公園に着くとまだせんせーは居なくて1人で風に吹かれながら叶せんせーを待つ

今すぐ抱き着きたすぎる

コレ 、と言われて差し出されたのはQRコードで

ぴこっという音と共に追加される「かなえ😽」という名前

はいちーず、とシャッターを鳴らし 、アルバムに叶せんせが追加される

まあ今回は僕の勝ちです

んなことも無かったか

悲しくも嬉しく 、そして進展が沢山あった卒業式でした

語彙力がさっきまで寝てたせいで絶望的にないです

てかセリフないとこんなに書くのムズいの、？？？

まじで私の学校のを少しアレンジしただけなので違和感などあれば申し訳ないです

このストーリー過去1長いな多分

皆さん遅れましたが進級 、ご卒業おめでとうございますー！

僕とお話してくれた方はこれからも仲良くしてください

てか繋がり会出したすぎる