平和を願う6人

俺は、ずっと1人だった。

学校でも、

家でも。

ずっと寂しかった。

誰からの愛ももらえず、

生きる意味も見出せなかった。

どこか遠い所で死のう…

綺麗な場所がいいな…

綺麗だなぁ…

ここで、死のう。

最後にこの景色を見れてよかった

バカか俺は！！

何バカ正直に話してるんだよ！！

そんなこと言ってくれたのは

君が初めてだったよ

あの日から

俺の命は

なかむのモノになったんだ…

俺はあの日、救われた。

君が初めてだったよ

なかむがいなかったら

みんなと出会えなかったし、

きっと孤独感に溢れながら

あの日に死んでたよ

君はさ、たくさんの人に

幸福を与えてるんだよ

だから、

お願いだから、

泣かないで

br視点

あれから

何日

何週間

何ヶ月

経っただろう

今、僕は毒をどれだけ食らったの？

わかんないや…

辛さは無くなった。

痛みもそれほど、

なのに僕はどうしてこんなに

苦しいの？

何を叫んでも何をしても

助けなんてこない。

わかってるのに…

待ってしまう…

みんなのことを

あぁ、こいつウゼェ…

…ｯ洗脳が完了してしまえば

僕はみんなを殺してしまう…

あぁ…嫌だ…

この争いの最後をずっと願った。

ずっと願ったのに…

僕はwt軍側じゃなくて

敵側として

争いを終わらせるなんて…

みんなの幸せを、

きんさんの幸せを…

ずっと願ったのに

僕がそれを壊してしまうのか…

そんなの、

僕が生きてきた意味が

戦闘狂に成り果てた意味が

無くなってしまうじゃないか…

あぁ、苦しいな…

nk視点

ﾋﾟﾋﾟｯ