主
もう始めます
黒村しゅうが
うーん······
黒村しゅうが
(ここは······新宿支部か?病院に言った後そのまま寝ちゃったのか······)
黒村しゅうが
(······そういえば、彩葉達は結局どうなったんだろう。)
黒村しゅうが
(病院に言った時に黒髪の人から無事とは聞いてるが、それでも心配だな)
白崎彩葉
秋雅君!起きたの?!
黒村しゅうが
彩葉······!すまん、俺っ
白崎彩葉
良かったよぉ······!ごめんね、私が秋雅君をつれ回しちゃったせいで、こんな······
黒村しゅうが
······いや、俺が弱かったからだよ。
黒村しゅうが
むしろ彩葉はあてのなかった俺を助けてくれたし、
黒村しゅうが
彩葉がいたから俺だけじゃできなかったこともできたんだ。
黒村しゅうが
大丈夫、彩葉のせいじゃない。もちろんルネットとヴェールも悪くないからな
白崎彩葉
うん······でも、私にできることならなんでもするからね。
白崎彩葉
秋雅君は安静にしないといけないんだから
黒村しゅうが
ああ、ありがとう。お言葉に甘えさせてもらうよ
白崎彩葉
あっそうだ!昨日、秋雅君が寝てる間のこと教えるね!
白崎彩葉
えっと、まずは事件のことなんだけど······
白崎彩葉
······ってことなの。だから、しばらくはここに泊まっていいって!
黒村しゅうが
そうだったのか······分かった、色々動いてくれてありがとう
白崎彩葉
ううん、大丈夫!
白崎彩葉
あ!あと、ルネット君とヴェールちゃんと雪葉ちゃんと雪斗君がお昼頃ここに来るって言ってたよ!
白崎彩葉
秋雅君のことほんとに心配してたみたいだし
黒村しゅうが
そうなのか、楽しみだな
黒村しゅうが
アパートを借りるなら俺の······親権者の許可とかも必要だろ?
黒村しゅうが
そこらへんの話をしたいんだが······
白崎彩葉
親権者······ってことは、秋雅君の前いた無理に戻るってこと?
白崎彩葉
私はその村で何があったのか知らないから、あんまり口ださない方がいいかもしれないけど、
白崎彩葉
それはやめといた方がいいと思うな······。だってまだ腕も治ってないし、危ないよ
黒村しゅうが
それに、表立って危害を加えられるようなことはないばずだから
黒村しゅうが
注意さえしていれば危険な目に遭うことはないはずだ
白崎彩葉
······そっか。
白崎彩葉
翠月さんは今、さっき言った私の恩人に会いに行ってるみたいだから、
白崎彩葉
また明日相談してみればいいよ
黒村しゅうが
そうなのか······俺もいつか会ってみたいな、その人
白崎彩葉
うん!すっごくいい人だから、絶対秋雅君も好きになるよ!
主
短いけど終わりです。お楽しみに