颯天(そうま)
はいはい。
翌朝……
璃夏(りな)
おはよー…。
彩愛(さくら)
璃夏ー!噂になってるよ!
璃夏(りな)
何が?
クラスメイト1
あの颯天君と、一緒に下校したんだって!?
璃夏(りな)
あ〜、うん…。
クラスメイト2
キャーーーー♡
璃夏(りな)
いつもだけど。
クラスメイト3
え〜〜〜〜!?
クラスメイト1
もしかして、付き合ってる感じ!?
璃夏(りな)
いや、ただの幼馴染みだけど。
クラスメイト3
えー!絶対、その後付き合うやつだよ〜!
璃夏(りな)
別に私は好きじゃないし……。
クラスメイト2
えー、そうなの!?
クラスメイト1
じゃあ私、狙っちゃおうかなぁ!
クラスメイト3
ダメダメ!私が付き合う!!
クラスメイト2
ちょっとぉ!私が先に告白してOKもらうんだから!
璃夏(りな)
(あぁあ、嘘付いちゃったな……)
璃夏(りな)
(本当は好きなのに……)
璃夏(りな)
(どうしよう…)
彩愛(さくら)
璃夏!(コソッ
璃夏(りな)
?
彩愛(さくら)
頑張れ!!(コソッ
璃夏(りな)
…………うん。
璃夏(りな)
(彩愛だけだなぁ、私の想いを知っているのは……)
璃夏(りな)
(……………)
璃夏(りな)
なんか嫌な予感がする。
クラスメイト4
璃夏って最近、颯天君と仲良いよね。(コソッ
クラスメイト5
そうだよね。颯天君は皆の〝物〟なのに、
独り占めしてるよね。(コソッ
独り占めしてるよね。(コソッ
クラスメイト4
ちょっと、痛い目合わせないとね…(コソッ
クラスメイト5
お、やっちゃいますか。(コソッ
夕方
颯天(そうま)
璃夏居ますかー。
璃夏(りな)
あっ、颯天!
この時には、もうクラスメイトの女子ほとんどが 帰っていた。
だから、騒がしくならなかった。
彩愛(さくら)
あっ、もうお迎えきちゃったかぁ〜…
彩愛(さくら)
また明日ね、璃夏!
璃夏(りな)
うん!また明日〜!
颯天(そうま)
璃夏、早くしろ。
颯天(そうま)
遅ぇぞ。
璃夏(りな)
はいはーい。
璃夏(りな)
あ、ねぇ、颯天。
颯天(そうま)
あ?
璃夏(りな)
明日から、1人で登校、下校してもいい?
颯天(そうま)
何で?
璃夏(りな)
ん〜………
璃夏(りな)
何かね、私たちの学校、颯天が王子様的存在に
なってんのよ。
なってんのよ。
颯天(そうま)
へぇー。
璃夏(りな)
で、周りの目が怖いから、1人がいいってこと。
颯天(そうま)
へー。
颯天(そうま)
明日〝から〟?
璃夏(りな)
そう。
颯天(そうま)
明日〝は〟だったらいいんだけど。
璃夏(りな)
えー!?
颯天(そうま)
?
颯天(そうま)
そうしないと、お菓子全部貰うから。
璃夏(りな)
そんなぁ…
颯天(そうま)
いい?
璃夏(りな)
わ、分かった!いいよ…!
颯天(そうま)
よし、じゃあ決まり。
璃夏(りな)
……………
颯天(そうま)
?
璃夏(りな)
ば、バイバーイ!
颯天(そうま)
え、ちょっ、お前、家もっと先じゃん…。
璃夏(りな)
い・い・の!!
颯天(そうま)
分かったよ。
颯天(そうま)
んまぁ、明後日から、また一緒だし。
璃夏(りな)
そうとは限らないよ!
颯天(そうま)
はいはい。
続く






