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ピンポーン🎶
...............。
蘇芳
俺は、キーケースの中から、実家の鍵を取り出し開けて中へ入る。 この自粛で、帰れずじまいだったから1年半ちょいぶりか?
家てさ、色々な匂い、があるじゃん? いい意味での他人の家の匂い? 臭いとかじゃねーよ?笑 俺のマンション、菖蒲のマンション皆匂いが違って、面白いなー思うんだよね。
cyan
蘇芳
うがい手洗いを済ませ、cyanに答えながら、ソファに深々と座る。 ...........。 やはり、実家はいいもんだな~。 高校生になると、口うるさい母親の小言に、イライラして早く家を出たい思ったけど。
蘇芳
無駄な物は相変わらず置かないな。 必要最低限だけ、それでいて、殺風景じゃない。 シンプルな、家具やらのコーディネートの趣味も、母親の影響。
蘇芳
cyan
蘇芳
cyan
蘇芳
cyan
何度もcyanが呼びかけてるのは、わかる。 わかるけれども、この急な睡魔に抗えなかった。
蘇芳
蘇芳
蘇芳
蘇芳
頭がぼんやりとしていて、イマイチはっきりと思考が回らない。
蘇芳
蘇芳
状況を把握したくて、起き上がろうとしたが....体がピクリとも動かない。
蘇芳
蘇芳
蘇芳
蘇芳
Σ\(゚Д゚;)オイオイオイオイ これは、1体どーゆー事?!?!
かなり、パニクりながらも、どこか動かないか焦っていたら、シューッと スライドドアの開く音がし、近くのカーテンが開かれた音がした。
看護師
蘇芳
蘇芳
人の気配が近くなった 瞬間!! 女性が、手馴れた手つきで俺の衣服を脱がし始めた?!?! へ?!ちょ!! 待っ!!!!
看護師
俺の慌てぶりも、恥じらいも全く伝わらず、テキパキ脱がされて..... 熱い蒸しタオルかな? サッサと拭かれていく.......。 もう、婿に行けない(´TωT`)
看護師
え.......それは、あの..... 俺のJrが小さいからのため息でしょうか..... 勝手に脱がされ、更にため息とか あーもーマジで地味に傷ついた (´TωT`)
看護師
ん?ん???
悲しいが、褒めて貰う程の顔でもないぞ? 肌は、わりかし白い方だけど....
看護師
そういうと、女性が俺の真っ平らな 胸板を....... え? な、なに? えぇ?この人??(/ω\*)キャー
へ?
え? ちょ?! え?! なんか、持ち上げて拭かれてる.....? 持ち上げられた瞬間の、弾力.....? ま.....まさか......?
お.....
お..... ( ゚∀゚)o彡°乙杯?
女性は、テキパキ拭きながら、若い子は張りが違うわよねーなんて、言ってる!! ちょ!!マジでどーなってんのー💦
訳がわからないまま、パニックでいる俺を放置したまま 女性は新しい肌触りのいい、下着と服を着せると部屋から出ていった。
看護師
看護師
スライドドアは、隙間があって、防音効果ゼロだから、廊下の声がダダ漏れで聞こえてきた。
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
ガチャガチャ....... グツグツ... トントントントン......
軽快なリズムと、鼻腔をくすぐるスパイシーな香りに 急に意識が戻る!!
ガバッ!!
一気に夢から覚めた俺は、辺りを見回す。
蘇芳
蘇芳
蘇芳
cyan
小言でcyanが話しかけてきた!! てか、小言出来るんだ!!
cyan
cyan
ついつい、cyanにつられて、俺も小言になっちまった。
蘇芳
蘇芳
蘇芳
浅緋
はい...えーこの人が、俺の母親 荒木田 浅緋(あらきだ あさひ)38才 16で結婚し、すぐ妊娠出産したらしいんだが...この人の若さっぷりは、 ちょっと妖怪レベルっしょ?
一緒に歩いてると、彼氏彼女に見えかねいんだよね...。 小学校の時は、授業参観で1番若くて綺麗な母親は自慢だったけどな。
菖蒲ん家は、逆におじさんおばさんが高齢出産で菖蒲を産み、続け様年子で長女、次男を授かってるから、 おじさんおばさんから見たら、うちの母さんは娘みたいに、思えたんだろな。
確か、運動会で席を取っててくれる、菖蒲のおじさんが 「浅緋ちゃーん!!こっちこっちー」 て、でけぇ声で母さん呼んで、本人真っ赤になってたっけ笑
浅緋
蘇芳
浅緋
蘇芳
蘇芳
浅緋
蘇芳
あ。 そうそう、うちの母親ねー。 母さんて呼ばれるん嫌なんだと (なんじゃそりゃ)
で、浅緋さんて呼ぶよーに言われたんは、小学高学年時だったかな? まー、以来そんな、感じ。
浅緋
蘇芳
腹も減ったて事は、4時間近く寝てたのか? リアルなようで、リアルじゃない変な夢だったなぁ。
とりま、キッチンに向かう事にした。
蘇芳
浅緋
浅緋さん特性ゴロゴロカレーと 春菊のレモンをかけただけサラダ、 何故か和洋中問わず、味噌汁系が出るんだけど、今日は豚汁、福神漬けかけ放題 以上がメニューな。
熱々のカレーをまず、1口。
蘇芳
浅緋
何が好きってさ、浅緋さん特性ゴロゴロカレーはさ じゃがいも丸々1個、玉ねぎは½ 人参は1本を4等分、豚バラブロック肉は、5cm角の正方形を、煮込んでるわけ。
見た目のインパクトに、食べ応えに、味に、ルーの硬さ...完璧です!! ひたすら、黙々と食べる。
蘇芳
浅緋
浅緋
蘇芳
さっきまで、部屋中に漂っていたインドの香りが、アラビアの香りに入れ替わる。
浅緋
蘇芳
目の前に置かれた、マグカップに注がれている褐色の液体が、運ばれた振動と、テーブルに置かれた反動でゆらめく。 1口、熱い液体で口の中も、気持ちもリセット出来たから、
蘇芳
浅緋
蘇芳
浅緋
蘇芳
浅緋
蘇芳
俺はテーブルに置きっぱの携帯を手に持ち、cyanに話かけた。
蘇芳
cyan
浅緋
浅緋
蘇芳
浅緋
浅緋
cyan
浅緋
浅緋
俺は、一連の全ての話を一気に、浅緋さんに話た。
浅緋
蘇芳
浅緋
蘇芳
浅緋
浅緋
cyan
浅緋
浅緋
蘇芳
浅緋
浅緋
蘇芳
浅緋
浅緋
蘇芳
浅緋
浅緋
蘇芳
浅緋
浅緋
浅緋
蘇芳
浅緋
蘇芳
浅緋
浅緋
浅緋
浅緋
蘇芳
浅緋
パンッと手を叩きにこやかに笑う、浅緋さん....。 サラッと語ってるけど、その壮絶な逃亡生活の辛さが想像出来ないし 嫁ぎ先の不幸な事件...に きっと、罪悪感に苛まれて来たに違いない。
蘇芳
浅緋
あはははと豪快に笑いながら、俺の頭の毛を、グシャグシャ掻きむしりながら その目尻に光る物がチラッと、あったけど 俺は、気づかない振りをした。
ずっと、浅緋さんの話を聞いていた、cyanが話かけてきた。
cyan
浅緋
cyan
蘇芳
cyan
浅緋
cyan
浅緋
浅緋
蘇芳
蘇芳
浅緋
蘇芳
浅緋
蘇芳
浅緋
浅緋
cyan
浅緋
蘇芳
浅緋
cyan
蘇芳
蘇芳
浅緋
蘇芳
浅緋
浅緋
蘇芳
浅緋
cyan
俺は、バイクで自分のマンションに帰る事にした。