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これはとある不思議な話 不幸な交通事故である生き物に転生してしまったようです
犬
(…あれ、俺確か交通事故にあって、それから先を思い出せない)
犬
(…あれ？)
犬
(ここどこ？)
犬
(おーい)
犬
ワオーン
ん？
まさか笑 犬になってたり、なんて…笑笑
なわけ笑
犬
(犬じゃん)
犬
(やばい、空想の世界の話と思っていたけど…)
犬
(ホントになるなんて…)
犬
(これから先どうしよう…)
犬
クゥーン…
僕
ねぇねぇ！！
犬
(！！)
僕のパパ
ん？
僕のママ
あれ？あそこにいるのって犬じゃない？
犬
(こっちに来る、どうしよう…)
犬
(とりあえず警戒しよう…)
犬
グルゥゥ
僕
どうしよう、警戒してる
僕
うーん…
僕
そうだ！
犬
(？？)
僕
ねぇ？お腹すいてない？
クッキーあるよ！
クッキーあるよ！
犬
(そういや、なんにも食べてない)
犬
(やばい、めっちゃ美味そう…)
僕
わぁ！！
僕
食べた！！
僕
可愛いーー！！
僕のママ
まぁ、まだ子犬じゃない！
僕のパパ
こんな所にいるのも可哀想だな…
僕
飼いたい！
犬
(あれ、食べてる間に話が進んでる)
僕のパパ
うーん、2世帯だからなぁ
僕のママ
おばあちゃんは犬好きよ、
僕
僕がお世話する！！
僕
ねぇ！お願い！
僕のママ
あなた…
僕のパパ
よし！
犬
(え、)
僕のパパ
しっかり面倒みるんだぞ！！
僕
うん！！
僕のママ
良かったねー
僕
やった！！
犬
(ええぇー！！)
これが出会いである
僕
ただいまー！
おばあちゃん
おかえり〜
おばあちゃん
あら、その犬どうしたんだい？
犬
(優しそうな人だな)
僕
拾ったの！
僕のママ
あのね、お母さん
僕のママ
凍えそうなこんな冬に
僕のママ
ずっと震えてるこの子がいて、この子がどうしても飼いたい！
僕のママ
世話したい！って言うから、いいよって言ったの、
おばあちゃん
そうなの、
おばあちゃん
私もお父さんも好きだから別に大丈夫よ、
僕
ありがとう！おばあちゃん！
犬
(ここが新しい家になるのか…)
犬
(前もこんな感じの家で暮らしてだけど、狭かった記憶がある)
犬
(犬になるとこんなにも視界が違うんだな)
犬
(すごく広く感じる)
犬
(それに前よりも匂いが鮮明に分かる、)
犬
(犬ってすげえ…)
犬
クンクン
僕
見てみて、クンクンしてる！
僕のママ
ふふ、賑やかになりそうね、
どうやらこの家は おばあちゃんとおじいちゃん そして、拾ってくれた男の子とその母親とお父さん 5人家族のようだ
僕
今日から君も家族だ！
ということは、この家の住人は 5人家族＋犬 ということか
犬
(新しい生活頑張るぞ！)
犬
ワン！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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