想像しながら、ご覧ください。 空穂音 心
俺にはずっと付き合っていた彼女がいた。 名を笠松 紗江
海斗
でも 最近大好きだった
彼女が怖いんです。
彼女が怖いんです。
海斗
最近 沙江がストーカー地味てる。
海斗
この間もバイトしてるとき
♫カランコロン♫
海斗
いらっしゃいませ。
紗江
頑張ってる?
海斗
バイト先にまで来るなって。
紗江
いいじゃん。今は私 お客さんだよ。
店長
そうだ。
店長
ちゃんと席ご案内して。
海斗
はーい。
バイト先はファミレスなので来るのは いいんです。
なにが嫌だって。ずっと俺を見てるんです 鑑賞するかの様にずっと…
店長
お前の彼女 お前のバイトの日
毎日来るな。
毎日来るな。
海斗
だからちょっと…
店長
まぁ 我慢はせず言うんだよ。
バイト外の時間にね。
バイト外の時間にね。
海斗
ありがとうございます。
海斗
お疲れ様でした。
店長
はいよ。 明後日な。
海斗
あ〜 つかれた。精神的に。
トーク
紗江
今日 おいてった。
海斗
だってまだパフェ食ってたから。
紗江
待っててほしかった。
海斗
いやいや
だってお前入店して6時間以上も居たし
だってお前入店して6時間以上も居たし
海斗
さすがに俺を待ってましたじゃ
海斗
店に悪いから。
紗江
そんなの気にしなくていいじゃん。
海斗
いや 気にするから。
紗江
まぁ いいや。
てかさっきお風呂入ってた?
てかさっきお風呂入ってた?
海斗
なんでわかった。
紗江
ちゃんとシャワーと鼻歌聞いてたよ。
海斗
はぁ?
紗江
外見てみて
ベランダから外を見ると…
紗江
かいと おやすみ。
海斗
いつからいたの?
紗江
2時間半くらい?
海斗
あ…そう!おやすみ
それが毎日 続いた。
それ以外にも沙江の怖い部分があり 別れることにした。
紗江
どうしたの急に
海斗
あのさ…別れてくれ。
紗江
えっ! なんで?
海斗
わかんない?
紗江
毎晩 家の前に居るから
毎日レストランに行くから
どこ行くにもずっと居るから
毎日レストランに行くから
どこ行くにもずっと居るから
海斗
うーん。最後のは知らんけど
自覚はあるんだ。
自覚はあるんだ。
海斗
それが怖いんだよ。
紗江
好きだから仕方ないじゃん。
ずっと側にいたいの。ただそれだけ
ずっと側にいたいの。ただそれだけ
海斗
ごめん もう 無理だ。
その場を駆け足で離れる。 この間もずっと
紗江
私は海斗が好きだから諦めないから。
絶対に別れない。
絶対に別れない。
と声が響く。
蒼
ほんとに別れれたんやな。
沙江ちゃんと
沙江ちゃんと
海斗
まぁ 本人はそう思ってないけど。
蒼
どうゆうこと?
海斗
毎日 おはようから始まって
ずっとLINEが届くんだよ。
ずっとLINEが届くんだよ。
蒼
ほんまか。ある意味恐怖やな。
海斗
なっ!
蒼
てか なんでおれと
居んの知ってんねん。
居んの知ってんねん。
海斗
さあ
蒼
マジこわいねんけど。
なんでブロックせえへんの?
なんでブロックせえへんの?
海斗
いくらブロックしても連絡くるから。
そんな事を喋りながら、海斗の家へ
海斗
ビールでいい?
蒼
おう。
蒼
おい。沙江ちゃんから
また来とるで。
また来とるで。
海斗
いいよ。気にしなくて。
蒼
てか行動つつ抜けやん。
海斗
さぁ〜。
それよりもっと怖い事があって
それよりもっと怖い事があって
蒼
なんだよ。
海斗
毎晩 金縛りにあって沙江が
布団に入ってくんだよ。
布団に入ってくんだよ。
蒼
もはや幽霊
海斗
しかもずっと真顔なんだよ。
蒼
でも沙江ちゃん生きてるだろ。
海斗
それが、俺んちのベランダで首吊ってた。
蒼
えっ!
蒼
なんか来たけど
なんか言ってるよ。
なんか言ってるよ。
海斗
そうゆう事らしい。
蒼
お祓いは?
海斗
行ったよ。 でも…
”私離れないよ かいと”
蒼
海斗 いま…
海斗
だって ずっと俺の肩にもたれてんだ。
海斗
これで撮ってみ。
カメラで海斗を撮ると そこには…
海斗にべたりとくっつく沙江の姿が
笑みを浮かべて笑っていたんです。
蒼
それ以来。いくらお祓いしても
除霊できず”念”が強すぎるそうです
除霊できず”念”が強すぎるそうです
蒼
もちろん。彼女もできなくて。
蒼
できても毎晩彼女の
家に沙江ちゃんが出て
家に沙江ちゃんが出て
蒼
寝床に立って
”別れろ 別れろ”
蒼
とずっと言い続けるそう。
海斗が開放される日は
来るのでしょうか。
海斗が開放される日は
来るのでしょうか。






