余命半年

いつも通りに学校に行き

教室に着いたその時だった。

あの悲劇が起きたのは……。

そんな話をしていたら、、、

突然。

バタンっ

サキがすごい音をたてて倒れてしまった。

あんなに元気なサキが。

みんなの人気者なサキが。

はじめて具合が悪そうな顔をして。

サキは救急車に運ばれて

病院に行ってしまった…

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴り、授業が始まってしまった。

そして学校が終わり

放課後サキに会いに行くために

2人は病院に行った。

ガラガラガラッ……

病室のドアを開けたら、

泣いているサキがベットの上に 座っていた。

3人は泣き崩れた

泣いてる間に日が暮れ

2人は病室を出た

2人は次の日も病院に行こうと 約束した

翌日

翌日

そして毎日毎日

辛い日々を乗り越えて、

サキは治療に専念した

数時間後

そっから毎日毎日計画を立て

とうとう原宿に行く日が来た

数時間ずっと原宿で遊び

それぞれ家や病室に着いた

その後のトーク……

次の日

サキの体調が悪化し、

2人は病院に駆けつけた

そこには苦しそうな表情を しているサキがいた

まともに喋れなくなっているのに

頑張って喋っているサキの姿に

涙が止まらなかった。

ピーーー

「心拍数が０です」

「心拍数が０です」

1日後

そこには、サキからの手紙だった

成美、莉々彩へ ふたりとも、私のために私のわがまま聞いて、思い出作ってくれてほんとにありがとう。 絶対、2人のことはどんなときも忘れない。 これからも、2人で仲良くやってね！勉強、部活、頑張ってね！ 大好きだよ💓 愛する2人へ 沙希より

その日の空は

まるでサキが微笑みかけているように

穏やかな秋の空だった。